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何かの亡霊がやってきた

 「いま編んでるの疲れたから気分転換したい」とか「なんか軽く編みたい」というときに編んでいたグラニースクエアは、昨日の時点で19枚。
 うっすらと「ベッドカバーにでもしようかな」と考えていたが、直近の編むものリストにあるブランケットとどうにも雰囲気が合わない。どうしたもんかな、と考えていたら、そうだこいつをつなげて袋にしようと思いついた。毛糸を入れる袋。

 思いつきで何かやらかす場合、まず間違いなくいろいろ適当で中途半端な状態で着手することになる。なので今回も当然、色合わせは適当(ほぼなんにも考えてない)、つなぎ方も適当(軽く検索して一読して不明点は適当にやってしまう)、大きさも適当(ただ並べてこんな感じかな程度)。
 こんな無茶ができるのはかぎ針編みだからである。棒針編みはろくに知識や経験がないので、却って適当なことができないのだ。

 結果、ひととおりつなげたらこうなった。
 適当にやったわりには悪くない。と思う。が、少し大きかったかもなと思い、少しかなと思い、ちょっとこれはということで試してみたらこうだ。
 隙間がたくさんある編み地なのに、かぶってみると案外なにも見えなくなる。いや、それはともかく、なんだこのオバケの仮装に使うみたいな代物は。

 というわけで、Instagramのフィルターをちょいとかけたらこうなった。
 ああ、これ今晩の夢に間違いなく出てくるやつだ。