本を買った。
表紙のセーターの色合いに目をひかれ、ざっと読んでみて悪くない感じだったので買ってみた。 どうやら毛糸メーカーのパピーとタイアップした本らしく、使われているのはすべてパピーの毛糸。ちなみにうちには、パピーの毛糸はこれしかない。
さて表紙のセーターだが、編み込みとはいえそんなに面倒なことはやっていない気がした。規則的に色を替えるのを頑張れば編めるのではないか、と思った。
のだが、違った。
毛糸1本で編むだけでしましまとか規則的な模様が出てくるOpalにもびっくりしたが、こういう模様が出る毛糸もあるとは。
しかも「フェアアイル風」と書いてあるのを見て、秋になったらフェアアイルの練習をするつもりでいたのを思い出した。そうだよ、練習する気でいるんだから「頑張れば編めるかも」などと楽観して手を出そうとするなよ。
それはともかく、ちょっとこれはおもしろい。身幅がゆったりしすぎているのが気になるが、必要分だけ毛糸を買ってしまってもいいんじゃないか。よく見たら襟とか裾はあまり好きなデザインではないので、ここだけ別の色でゴム編みとかにしてアクセントつけたら楽しいかも。と妄想がどんどんふくらんでいく。
使われている毛糸は「ルレット」。ルレットって、型紙と布の間にチャコペーパーをはさんでしるしをつける道具だったっけ。
母の裁縫箱から借りっぱなしの年代物。よく見たらほんと年期入ってんな。ちなみに異音などたてることなく快適に回転し、ぎざぎざの先端もしっかりしているので充分すぎるくらい現役。いや、久しく使っていないけど。 そんなルレットを使用毛糸のリストでを探してみたところ、ウール75%・ナイロン25%というソックヤーンみたいな構成。しかし太さは合太なので、中細でノースリーブを編んだときよりは幾分進みが速いかもしれない。
しかも100gだそうで、これはセーターなど大きなものを編むのを想定しているのだろう。必要なのは4玉。たぶんこういう毛糸は高いだろうから、Opalと同じくらいで1玉1,700円くらいかなあ。
え。
さん……
3,080円?
え???
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