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人生30番目の手編みの靴下

 うっかり編み始めた靴下、完成。

 今回は、つま先を編み始める位置を決める方法を検討しながら編んだ。30組も編んできながら未だに「○cmまで」という指示に従うことができないからだ。
 指示を無視して勘で決めているわけではなく、長さを計測できないが故である。

 編み地は伸縮性があるのでまずそこが難しく、平たいところに置いて手で軽く表面を撫でてから測ればましだろうと思っても、メリヤス地は端が丸まってしまうので、嫌でも編み針の入っている端部分を広げなければならない。
 そのうえ、計測する位置が明確ではない。
 線AからBまでの長さを測るといったって、線A上のどの位置に点をおき、線 B上のどの位置の点まで計測すればよいのか。たとえ端が丸まらない編み地だったとしても、そもそもこのことからして曖昧なので、常に「○cmまで編む」を等しく実現するのは困難なのだ。
 試し履きをしてみても、前回編んだときの位置が足に残っているわけでもない(「小指の付け根まで」とかそういう位置で済めばいいのだが、残念ながら自分の場合は足のどこかに合わせられる位置ではないのだ)。マジックで書いてもそのうち消える。

 なので、靴下の編み方ごとに計測の定点を決めることにした。今回の編み方に関しては、線Bの定点は「ヒールフラップの1段目中央」、線A上は「甲側のゴム編みと底側のメリヤス編みの間」とした。
 端の編み地が丸まっている場合の不安定は解消しないが、とりあえずこれで多少はましになると思いたい。
 つま先から編む場合は定点Bをどうするか改めて検討しなければならないが、履き口から編むことに慣れているのでその機会が訪れるかどうか怪しいものだ。



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