編んだドイリーの仕上げをするときはアイロン台を使っているが、アイロン台より大きなドイリーを編んだときはどうすべきなのか、ぼんやりと悩んでいた。まあそんな大きなものを編むのはだいぶ先だよな、とも思っていたが、先日のレース編み教室のドイリーがだいぶ大きかったので早くどうにかしなければ。
厳密には今回はアイロン台でぎりぎり間に合う。のだが、今後の予定にもっと大きなドイリーが含まれているので、今のうちに大きなブロッキングボードを作ることにした。
材料はこれ。
たぶん机を買ったときの緩衝材だった平たいダンボールである。幅は60cmちょっと。まずこいつにカッターで切目を入れて半分に折る。 この時点で厚さは1cm。試しにピンを刺してみたところ、しっかり固定される深さまで刺しても裏に突き抜けなかった。当初は更に半分に切って4枚重ねにしなければならないと思っていたのだが、これなら問題ないだろう。 じかにダンボールにドイリーを置いてスチームをあてるのは抵抗があるので(ぬれたダンボールのにおいがドイリーに移りそうだから)、サランラップを巻きつける。
ラップの耐熱温度が140度であるのに対し、うちのスチームアイロンの温度は160〜205度だ。しかしドイリーのブロッキングでは下にレースガイドシートを敷くうえ、編み地から浮かせてスチームをあてるので、実際にラップが受ける温度は説明書ほどには高くならないような気がする。まあ、このへんは様子をみながら使っていくしかない。
完成。40×62cmとなかなか大判。直径20cmちょっとドイリーは余裕でブロッキングできる。さっそくガイドシートを敷いてピンを打ち、スチームアイロンをかけた。 アイロンでピン打ちするときと勝手が違ったのは、ピンを垂直に近い角度で打つのが意外とやりにくかったこと。わたしはアイロン台のときは斜めに打つのだ。相手がダンボールなので垂直がよかろうと考えてやったけれど、斜めに打っても問題なかったかもしれない。
それと、スチームをかけたらダンボールの裏側にも熱が伝わったこと。よく考えれば当然だ。うちのアイロン台は足つきなので気にしたことはなかったけれど、このブロッキングボードを使う場合、浮かせるか畳の上でやった方がいいかもしれない(今回は斜めに浮かせて対応した)。
この熱のことを考えると、裏側はラップをかけずに敢えてダンボールのままにして、熱を逃がす構造にした方がよかっただろうか……ラップ越しに伝わった熱がラップに密閉された内側にこもると何か問題がありそうな気がしなくもない。
いざやってみたらあれこれ懸念が生じてしまったものの、とりあえず事足りた。
立て掛けておけるので、乾くまで邪魔にならないのがいい。 このボードは、笠石あきさんのレース編み教室で仕上げについて教わったときに笠石さんが持参したダンボールのブロッキングボードを参考にした。当日が雨だったからラップを巻いてきたとの話だったので、ラップなしでも問題ないのかもしれない。
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