編集

かぎ針編みの英文パターン

 少し前にドイリー101番勝負(もしくは「金票40番101本ノック」)をスタートした。説明によれば掲載作品は1.75mmで編んでいるそうなので、おそらく日本のレース糸20番相当の糸を使っているのだろう。大きさは直径8〜15cm程度だというので、金票40番で編むとそれより小さくなる。
 編んでいる途中も小さいなと思ったけれど、こうやって完成したものを並べてみるとやっぱり小さい。これはもうドイリーではなくモチーフと呼ぶのが適切なのではないか。これを60番で編んだらもはやキーホルダーだろうな……。

 ところで101番勝負に用いる本はアメリカで出版されたものだ。なので英文パターンである。編み図はない。
 何かで「かぎ針編みの英文パターンは読むのが大変」という意味のことを耳にしたことがある。そうかなあ?と疑問に思ったのだが、日本では「かぎ針編みは編み図で編むもの」というやり方が定着しているということなのだろう。

 自分の場合は併用型だ。編み図を見て全体像を掴み、段ごとに編み進め方を文字に起こす。その理由は単純なもので、たとえば「こま編み3目、くさり5目、長編み……」というのを図を見て確認するよりも、図を認識した言葉で書いた方が明快だから。加えて、編みながら円形の図を見る場合はいま編んでいる場所を探さねばならないが、文章ならば行なので見つけやすい。棒針編みの編み込み模様や模様編みもこういうやり方である。
 気がついたらこういうやり方になっていたので、英文のみでも特に支障はない。でもイメージが掴みにくい場合(英語力がないとわからない部分)は簡単な図を書いたりしている。

 かぎ針編みの英文表記については以下のサイトに詳しい。編み図記号だけでなく編み方動画へのリンクまで貼られているので、これを参考にすれば初心者でもかぎ針編みの英文パターンは問題なく編めるのではないだろうか。
かぎ針編みの編み図記号[英語版]

かぎ針編みの編み図記号[英語版]

かぎ針編みの編み図記号(編み目記号)を、英語パターンではどのように表現するかを一覧にしました。編み図のない英文パターンを読解するときなどにも、お役に立てればと思います。かぎ針編みの編み図記号のページで

 海外のかぎ針編み用語はアメリカ(US terms)とイギリス(UK terms)で異なる。すなわち南北アメリカ大陸とヨーロッパ大陸なのではと思うが、たいていパターンの冒頭や販売ページに書いてあるので区別するのは難しくない。
 これらの対照表は「crochet uk us」みたいなキーワードで検索すればたくさん見つかるが、以下リンク先の内容でだいたい事足りるという印象だ。
UK vs US Crochet Terminology: The Complete Conversion Chart

UK vs US Crochet Terminology: The Complete Conversion Chart

UK and US crochet patterns use different names for the same stitches. Use this complete conversion chart to follow any pattern confidently, wherever it's from.

 編み方などの英語表現(「糸をかけて引き出す」みたいなやつ)は同サイト内のこのページが参考になる。
かぎ針編みの英文パターン用語集|手順に沿って引ける翻訳ガイド

かぎ針編みの英文パターン用語集|手順に沿って引ける翻訳ガイド

かぎ針編みといえば、日本では編み図で編み方を表現するのが一般的ですよね。海外のレシピでも編み図を目にすることはありますが、英文で編み方を解説したパターンもよく見かけます。慣れ親しんだかぎ針編みとはいえ

 でもこういう便利なページを見つけておきながら、自分の場合、英語力を要する説明はわかる単語を並べてガラガラポンで「たぶんこんな感じ」で解釈することがほとんどだ。そんな理解の仕方がどのくらい正しいのか謎だが、どうしても論理的な解釈ができない場合や、編んでみておかしなことにならない限り調べない。それは棒針編みだろうとかぎ針編みだろうと同じ。ものぐさだから。
 レースのドイリーの場合はよくわからない英語の説明を「ドイリーだったら普通こういくよな」と当たりをつけ、お手本写真を凝視して推測の正否を確認したりする。

 ともあれ英文パターンでも問題がないので、ドイリー101番勝負を始めるにあたり「お手本写真は隠して文章だけで編んでみる」というルールを思いついた。意味も目的も不明のわけのわからない制約だと自分でも思う。
 しかしこれはすぐに却下。というのも、ドイリーにおいては「全体をみて緩急をつけたりバランスをとったりする」ということが仕上がりに影響するとわかったので、文章だけだとさすがにそれは難しい。文章を元に編み図を書く方法も考えたが、それはそれでめんどくさい。

 なので妙な真似はせず、お手本写真を見て英文パターンの通りに編むことにした。使うのは金票40番と1.00mmレース針。順番はページ順。掲載されているのはすべて白なので、1枚を1色で編む。当面は1枚ごとに色を変える。色の順序はこだわらなくてOK。ピン打ちは数枚ごとにやる。数をこなすのを目的にするのではなく、丁寧に編んできれいに仕上げることを目指す。

 果たしていつ終わるのか。楽しいあまり怒濤のペースで進みそうだが、ポロシャツがあるしたぶん他のドイリーも編まずにいられないし、そういえば放置して久しいポンチョ風プルオーバーもいいかげんどうにかしないとだし。そもそも飽きずに最後まで編めるのか? わっかんねえなあ。



新しい投稿はありません 前の投稿