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頑張ってほどいているもの

2024/03/29
 あれもこれもと編み散らかしている一方。頑張ってほどいているものもある……。
 極太コットン糸のブランケット。現時点で154cm x 93cm。

 長年使っているタオルケットがくたくたにくたびれて糸もあちこち出てきてしまい、もうこれは新調せねばならないかなと思ったところで、「そうだブランケットをタオルケットのサイズにすればいいんじゃね」とトチ狂ったことを考えた。

 そう、トチ狂っていた。

 ・大きいものを編むから太い糸
 ・タオルケットの代わりにするから綿の糸

 という、まあ、あほだなとしか云いようのない考えに至ってグラム=メートルの糸を買い込んだ。

 こうやって文字にするとほんとあほだなとしか……


 もちろん最初は楽しかった。かぎ針で模様編みなんてまずやらないし。そりゃもう楽しかった。

 けれど。

 重い。
 コットン糸なのに暖かいのはいいとして、重い。重い布団は好きだけれど、タオルケットが重いのはどうなんだ。
 これだけ編んだのにやめるのはもったいないし、いっそ敷物にするかとも考えた。でかいしな。

 しかしまたもや問題が。

 似非タオルケットを編んではじめて「引き上げ編み」というものを覚え、これは楽しいとあちこちで乱用。
 微妙にめんどくさいが(幅154cmだし)、なんとも素敵な立体感なので頑張った。

 その結果、寝転がるとだんだん痛くなってくる挙げ句、皮膚に跡がくっきりとつく敷物が現れた。
 昼寝の敷物にまあ使えるかなというサイズだけれど、起きたら謎の跡だらけではさすがに外に出るのは……


 現在、編むよりもほどくのが大変だと実感している。年内にほどき終わるかな。自信ない。