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ゴム編みの楽しさ

 アドベント靴下を頑張っているところだが、疲れると投げ出して父親用の靴下を編んでいる。

 編み込み模様というのは自分の性格にあまり向いていないのか、最初のうちはよくても編み続けるうちに「めんどくせえな」という気持ちが強まってくる。大して難しくもなく、模様がシンプルな規則性であっても、左手にかけた2本の糸を使い分けることがどうにも面倒だ。
 では糸を左右の手に分けたり、両方とも右手に持って交互にかけていく方がいいのかというと、そうではないような気がする。とにかく「複数の糸に注意を払う」ということを面倒に感じてしまう。
 ちなみにガザの靴下は、大半を酔っ払って編んだのでストレスは感じなかった。これぞ酒の力という感じだが、飲むとまともにごはんを食べなくなるので、アドベント靴下のためだけに毎日飲むわけにもいかない。

 めんどくさいといえば、ゴム編みも以前は面倒だった。元は右手の指で糸を持ってかけるアメリカ式で編んでいたので、糸を前に持ってきたりうしろにやったり、という動作が大変面倒だった。
 しかし、それを解決するためにノルウェー式の編み方を覚えてからはゴム編みを面倒だと感じることがなくなった。一時はそれでも面倒だと思っていたのだが、ノルウェー式特有の裏編みが手に染み込んでしまうともう何もめんどくさいと感じる理由がない。むしろメリヤス編みだけだと飽きてしまう自分にとっては、変化のあるゴム編みがいちばん適度な編み方なのではと思う。

 そんなわけで、父親用の靴下は今こんな感じ。
 急須の敷物だのアドベント靴下だのを優先したのでまだこの程度だが、まあまあ順調だ。期限は来月はじめなので、少なくとも靴下だけは間に合うだろう。できればアームウォーマーも編みたいところだが。

 編んでいるのはいつものこの靴下。
履き口から編むくつ下の編み方覚書

履き口から編むくつ下の編み方覚書

 ここのところ52 Weeks of Socksプロジェクトをやっているため、くつ下をたくさん編んでいますが、自分で考えた超シンプルなくつ下はたまーにしか編みません。つま先から編むくつ下は自分のパター

 編みながら足に合わせて確認することができないときは、マルティナさんの平和の靴下をアレンジしたものよりも、ゴム編みならではの柔軟性を活かしたYukaさんの靴下の方が適しているように思える。
 ただし段染めの毛糸を使うと、ものによっては柄がにぎやかになることがあるが(ここは好みの問題)。



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