タティングレースも編み物同様、道具が増えるという。道具の種類は編み物ほどではないけれど(シャトルとレース針くらいか?)、たまにシャトルが50個以上などというブログ記事を見かけるので、まあ、どこも一緒だな。
さて自分の場合はどうかというと、今このくらい。
ピンクが最初のシャトル(雑誌の付録)で、次に買ったのはクロバーの定番シャトル2個セット(べっこう飴のような色のもの)。
シャトルが増える原因としてよく見かけるのは、「別の糸を使おうとしたときに、空きのシャトルがない」ということだ。
何かをつくってシャトルに糸が残るとそのままになるのでこういうことが起きるわけで、棒針が不足する事象(棒針に編みかけの編み地がかかっているため、空いている棒針が足りなくなる)と似ているような気がする。作りかけに使っているため不足するというのも似ている。
しかし自分の場合は作りかけが複数あるわけではない。それなのになぜ増えたのかというと、まず第一に、かぎ針付きシャトルの使い勝手を知りたかったからだ。
通常のピコつなぎはシャトルのとがった部分で間に合うけれど、やりにくいのは大きさのせいなのか、自分が慣れていないだけなのかがよくわからない。とがっていないシャトルを使うときのようにレース針で糸を引き出す方法を試せばいいのだが、道具を持ち替えずに済むかぎ針付きシャトルがどのくらい便利なのか知りたかった。
ちなみにこのシャトルは他のものよりも少し大きめで、これから作ろうとしているキットの糸を切らずにすべて巻けた。
なるほど、これは利点だな。
オレンジのシャトルは海外メーカーのもので、クロバーのものとサイズは同じだがすべり止めになる装飾が大きい。これが使いやすさにどれだけ影響するか。
以上2点は使い勝手を知りたいがために購入したけれど、他の3点(深緑、青、茶色)は特に目的があるわけではない。ただ色に惹かれて買ったクロバー製品である。だからいま買う必要はないのだけれど、シャトルがどのくらいの期間で駄目になるのかわからないのであってもいいや、という感じ。空きシャトルとして待機中というわけだ。
今のところ、これ以上増える予定はない。先日の試し編みでかぎ針付きシャトルが便利だとわかってきているところだけれど、レース針で代用できるから必須というわけでもない、とも思う。道具の持ち替えにしても、工夫次第でどうにかできる気もする。
レース針で思い出したが、むしろそっちの方が増えそうで怖い。今は1.00mm程度だが、更に細い針で細い糸を編んでみたいのだ。眼鏡を新調して視界良好になったため欲が出た。あんまり深く泥沼に突っ込まないよう気をつけなければ……
コメントを投稿
別ページに移動します