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立体の練習

 糸で立体をつくるのはおもしろい。
 慣れていないせいなのか、タティングレースの立体モチーフの試作がなかなか進まない。これはモチーフをつなぐだけなのに、その「つなぐ位置」を見失いやすいのだ。最初につなぐところでいきなり間違えたので、以降は頻繁に編み図を確認しながら進めている。だから進みが遅い。まあ、早く進める必要性はまったくないのだが。
 目印にと糸をからめてみたが、なんだか不安定だ。
 編み物用のマーカーでは大きすぎて邪魔になるうえ、目印としてのわかりやすさがちょっと微妙。リングの中心にピンバッジを留めればわかりやすいけれど、大きいうえに重いという難点がある。かといってピアスでは小さすぎる。
  ネットで検索してみてもいい案は見つからず、まあ、糸じるしでいいか。たぶんこれが最適解だろう。

 ゆっくり確認しながらやっていても試作品は間違いだらけ。
 編み図の目数の書かれ方をよく理解していなかったからだ。「省略されているところは他の部分と同じ」というのはタティングレースではよくある書き方だと思うが、今回はひとつのモチーフに複数パターンの目数があり、文章で書かれている説明と併せて確認しないとわからない。
 確認の甘さを反省するとともに、「まだタティング始めて何か月だよ」と自分に諦めを促している。編み物のようにはいかないのだ。しょうがない。だからきちんと確認しよう。

 いったん糸を切り、20番での練習はここまでとした。非常に中途半端だがあとは40番で練習だ。