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いったん諦める

 父用にアームウォーマーを編むかレッグウォーマーを編むか、相変わらず迷っていた。それでまずは見当をつけた目数で試し編みをしてみたけれど、しっくりこない。もっとたくさん編まないと駄目だろうか。
 どのみち、ゴム編みであってもアームウォーマーとレッグウォーマーどちらにも使えるサイズというのは難しいような気がしてきて、あれこれ考えているうちに思考が迷路に落ちたとわかったので諦めることにした。

 併用にしなければ済む話だけれど、どっちがいいのか決めかねているわけだから、これはそのうち父親にどちらが欲しいか尋くとしよう。それが早い。

  それにしてもこの試し編み、雑だな。試し編みだから作り目は簡単に済ませたのはいいとして、マーカーの役目を果たしているのは余ったレース糸。少し離れたところに自作のマーカーがあるのに、より近い場所にあった余り糸。マーカーを作る必要はなかったのではと思えてくる。