とりあえず編み始めた靴下。
25組目。いいかげん飽きてきたな…… さりとてソックヤーンで他に何かを編もうにも代案は思いつかず、検索に頼ってみてもこれといったものが見つからない。せめてこれが段染め糸でなければ着るものを編み、それなりに消費できるのだが。
ここから余談。編み物まったく関係なし。
年末年始は実家に戻り、食べて飲んで読んでという毎日。といっても読むペースはゆるやかで、都合2冊。実家に帰らなければこれだけで済むはずはないが。
最初に読んでいたのはこのアンソロジーで、二葉亭四迷がなかなかおもしろいという発見はあったけれど、つまらない作品もそれなりにあったので読むのが多少きつかった。

6月の本|国書刊行会
6月の本 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈6月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。
あと改めて、中原中也は翻訳においても自分を隠せないと確信。原語にどのくらい忠実に翻訳できているのか不明だけれど、もはやランボーの詩の翻案なのではなかろうか。
その次に読んだのはこれ。けっこう前に買ったものの、まとまった時間をとれないまま積ん読になっていた待望の短編集。

息吹
〔ヒューゴー賞/ネビュラ賞/星雲賞受賞〕AIの未来の姿・可能性を描いた傑作中篇「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」、人間が一人も出てこない世界で、その世界の秘密を探究する科学者を描く表題作ほ…
やはりこの人の作品はどれを読んでも間違いない。びっくりするほど寡作だけれど、ほどほどの作品すら書かないがゆえに寡作になっているだけなのではなかろうか。文章はさっぱりしているけれど内容は濃密で、30年ほど前にはじめて『理解』を読んだときと少しも変わらず驚嘆させられた。
本当はこのあと大佛次郎の『天皇の世紀』をいよいよ読むつもりだったが、諸事情でイタリア史をおおまかにでもさらっておく必要に迫られた。手持ちの西洋史概説的な本が退屈だったので長らく中断していたのだけれど、いいかげんどうにかしなければ、ということで本屋で見つけた本がこれ。
歴史というものに関心を持ち始めた小学生でも読めそうなものだが(子供向けの本ではない)、目次を見る限りではまあ概要は掴めそうだと思ったので、多少の不満を抱きつつも購入。とりあえず何か読んでおかないとという焦りがよくわかる。 今のところまだ西ローマ帝国の滅亡あたりだけれど、少なくともここまで読んだ限りでは要点をおさえて整理されているという印象だ。予想通り、これなら小学生でも理解できるだろう。ほどよくざっくり、という感じ。
ネットを使えば目当ての本を注文して翌日には届く便利な時代だが、どうしても「今すぐ読みたい」はデジタルでは解決できないんだよな……。だから本屋で探して、評判が不明の本を自己判断で探して買うことになるわけだ(ただしこれは昔は当たり前だったので、特に不便ではない)。
こう云うと「電子書籍ならすぐ読める」と云われるけれど、学術書では注釈が章のおわりに載っているのが普通なので、注釈と本文を行ったり来たりするときに電子書籍はあまりに不便だ。もしかすると注釈の番号をタップすると内容がポップアップで出てくるのかもしれないが、数ページある注釈をポップアップウインドウで読めるものなのだろうか。
そのへんがわからないまま電子書籍を買うくらいなら、紙の本を買った方が無駄がない。電子版に4,000円払い、読書に集中し難い仕様だからといって紙に4,000円また払うなど、あまりに過酷な博打だ。内容をみれば8,000円払ってもたくさんおつりがくるとしても、さすがにきつい。
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