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アルネ&カルロスの動画をすべて観るチャレンジ #2

2024/03/29
©Arne&Carlos
 番外編がふたつ続いたあと、4番目に古い動画は編み物がテーマ。

 …………リストウォーマー。

 タイミングの悪さに思わず自分の日頃の行いを振り返ってしまったが、うん、まあ、あれだ。

 つぶつぶ模様のもう片方はまだ手付かず。というか、迷い中。完成した方をほどいてもっと簡単な模様に編み直すか、つぶつぶ模様でもう片方編むか。
 段差解消策がうまくいかなったことも気になっているので、あるいは平編みでつぶつぶ模様を編んでとじる方法にするか(完成した方はほどいて編み直す)。
 何かヒントがあればいいなと思いながら動画を観てみた。

●How to make your own wrist warmers - by ARNE & CARLOS


 作り目は48目。棒針4本に分ける。
 他の動画を見ていて気づいたのだが、この人たちは直径の小さなものを編むときもたいてい長い棒針を使う。なので、ガチャガチャ暴れる針をおとなしくさせる手の位置というのがとても参考になる。

 輪にして編み始めるとき、つなぎ目がゆるまないように最初の目と最後の目をどうにかする(片方にかぶせたり2目一度したり)工夫がよく知られているが、動画ではそういう工夫をしているようには見えない。
 かといって最初の目をきつく編んでいるようにも見えないし、そういうアドバイスもないし、案外そんなに気にしなくてもいいのかも?

 表目2・裏目2でゴム編みを3cm(9段くらい)編んだら、棒針を太いサイズ(3.0mm → 3.5mm)に変える。
 ちなみに3色を使う編み込みは、簡単ってわけじゃないけれど練習にはちょうどいい感じらしい。ハードルが高すぎる気がするけれど、いっそこのくらいで練習した方がむしろいいのかな?

 いよいよ多色で編む場面では、糸の運び方についていろいろ説明しているのだが、どうにも英語力が足りなくてついていけない。というか、画面も糸がごちゃごちゃで目がついていけない。
 耳も目も忙しすぎてわからん……字幕まで出したらもうカオス。ものすごくしんどい。

 字幕を消して聞き取りと画面だけで何度か見直してみるが、うーん、要するに色を変えるたびにいちいちねじらなくてもいい、ってことかな。糸をもってくるときに他の糸をおさえるから、糸同士をからませなくていい、とか……
 わたしに編み込みの知識や経験がないので余計にわからないのかもしれない。あと英語わからんしな。

 この人たちは糸がからまるのを気にしない。からまったら糸玉持ってくるくるさせてほどけばOKという。編み物で食ってるプロがこうなのかとも思うが、「何を優先させるのか」の違いなのだろうな。
 からまるどころか、糸のねじれすら気にしてないもんなー。他の動画でも、編んでいる糸があちこちでぐるぐるにねじれていてもそのままだもの。
 そこまで放ったらかしで気にしないのはある意味で才能。そんなことよりこっちが大事!なことがあるからなんだろう。
 こうして見ていると、工夫より先にやることあるんじゃね?と自分に問うてみたくなってくる。

 「糸の質が良ければブロッキング不要」というのも、まあ、そもそもの目のきれいさが違うような……いや、質がよければ揃うのか? わからん。


 なんだか、今の自分ではまだ試しようがないことをたくさん学んだ気がする。
 もっと技量が上がったり、何かに挑戦するようになったらこの投稿を読み返して動画も見直そう。そもそもそのための投稿だ、このシリーズは。

 というか、ブログ自体が編み物備忘録(学んだことや覚えたことを書くつもりだった)なのだが、メリヤスはぎ以外はそれらしいことを書いていないな。
 あっ、どういう失敗をしたかはたくさん書いているから主旨に沿ってはいるか。

※2024/2/3追記※
 動画で紹介されているリストウォーマーのパターンは以下リンク先に掲載。

HOW TO KNIT A PAIR OF WRIST WARMERS – ARNE & CARLOS

Designers, textile artists and authors, known for their craft books and their original and visually striking designs.