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今日は編まない

2024/03/29
糸始末も無事に終えたハンカチで顔を拭ってみた。ほどよく柔らかくて気持ちよい。
 14cm四方と小さめの仕上がりになったので(パターン通りの太さの糸で編めば約20cm四方になるらしい)次は倍の目数で編もう。まだまだ糸が残っているのだ……。

 さて次は靴下の続きだ、と思ったが、明日もしくは明後日に投稿しようと思っていることの下書きをした。
 というのも、どうしても本を読みたいのだ。
 音楽を聴きながらどっぷり本に没頭してああこれだからやめられねえと幸福感にひたりながら読み終えて寝たい。読もうとしているのは絶望まみれのどん底の内容なのだが。

 ともあれ、下書きをしたついでにそもそもの理由もここに書く。
 なぜメリヤスはぎのやり方を書いておこうと思ったのかを。
 説明している動画もブログもWebサイトも山とあるのになぜわざわざ書くのかを。

 メリヤスはぎは3回目で急にわかるようになった、と思っていたのだが、これまでどうだったのかを書き出してみたら3回目ではなく「靴下3組目」だった……。

 1回目:本を見たけどさっぱりわからないので適当に済ませた
 2回目:説明動画を見ながらやっていたら針にかかっている目が抜けてしまい、わけがわからなくなり適当に済ませた
 3回目:2回目のときとは別の動画を見ながらやってみて、いろいろけっこう怪しいながらもなんとかまともに見える仕上がりに。

 ここまでくるとさすがに「自分はどの部分がわからないからできないのか」ということがわかってきたので、これがいちばんわかりやすい気がする、という動画を繰り返し、わかっていないせいでうまく編めなくなる部分を凝視しながら見た。
 そして得た情報を整理したうえで簡単な図を書き、もう何度か動画を見ながら編む順序を書き入れて、流れを頭に叩き込んだうえで動画を見ながらゆっくり挑戦したところ、

 4回目:とりあえず手順はわかった。ただし仕上がりは微妙。

 という結果に。

 で、5回目は母にプレゼントする靴下だったので失敗はできないと気負ってしまい、手順をまとめたノートを見ながら挑戦したところ、急に簡単に思えて仕上がりも上々に。
 あれ? なんで難しかったのかな?

 3回目のあとに整理した「わからないからできないところ」は、針を入れる順序ではなく(むしろそれはすぐ理解した)はぐ糸がどこにあるか、という点だった。
 手前の編み地での操作を終えて向こう側の編み地に移るとき、糸は棒針の上と下のどちらを通って向こう側の編み地の目に通すのか?
 メリヤスはぎを解説している動画やらブログやらで、この点を説明しているものは見つけられなかった。

 でも、棒針の上を通るか下を通るかではぎやすさや仕上がりは変わってくる。
 2回目に挑戦したときは目に針を入れることにしか注目していなかったので、手前から向こう側(とその逆)に移る際、棒針の上を通してしまったおかげで目がどうなっているのか、わけがわからなくなった。

 なのでそういう部分も含めた手順を書くことにした。

 のだが、下書きの量が……。
 仕事で「説明の鬼」と呼ばれてしまうほど詳細な資料を作ってしまう有り様なので、あほでもわかるメリヤスはぎ的な内容にしようとしたら、長くなった。素材写真も用意しなきゃだよな。

 どうしよう。めんどくさいぞ。