帽子を編み、「自分が使わないものは善し悪しがわからん」と痛感した。
かといって、自分が使う毛糸の防寒具といったらせいぜいマフラーと手袋くらい。だがマフラーは時間がかかるし、手袋は編んだことがない。
あとははるか昔に買ったレッグウォーマー。
それならさほど時間をかけずに編めるし、形の似ているリストウォーマーもできそうだ。問題は「どうすればより暖かくなるか」ということで、編み込み模様は裏に糸が渡るから暖かくなると聞いたことがあるけれど、まあ、アドベント靴下があれだからな。
何より時間がかかっちゃうので他の手を考えよう。
それならさほど時間をかけずに編めるし、形の似ているリストウォーマーもできそうだ。問題は「どうすればより暖かくなるか」ということで、編み込み模様は裏に糸が渡るから暖かくなると聞いたことがあるけれど、まあ、アドベント靴下があれだからな。
何より時間がかかっちゃうので他の手を考えよう。
で、靴下目当てで昨年購入した「スウェーデンから届いたニット」という本を参考にすることにした。
絶対にかぶれないぞ!と思う。でもちょっと編んでみたい……
参考になるが自分の技量も考慮しなければならないので、とりあえず、リストウォーマーから編んでみることにした。
この本の冒頭にはわりとこまごまとした説明が掲載されており、糸については「100g600mの糸を2本どりで編むのを基本としている」とある。更に「つまり100g300mの毛糸ですよ」と、ここまで丁寧に説明してくれているのだが、どういうわけか重さと長さを頼りにしてうまくいったことがないのがわたしである。
なので、先日買い込んだ毛糸の「25g60m」という表記をかなり雑に考えた。
100gに換算すると本の説明より60mほど足りない。
同じ重さで糸が短いということは、本の説明よりも糸が太い。
↓
極端に太いわけじゃないからまあ大丈夫じゃね?
少し太いなら編み地もみっちりして風を通さないかも!
↑
こういう誤解を繰り返してしまう雑っぷりはどうすれば矯正されるのか。
これだというデザインがなかったので、まずは編みやすいように変えて編むことにした。リブ部分を表目2・裏目1の繰り返しに変え、本体はメリヤス編みに。筒周りは16cmとあり、糸が太めなのとリブの編み方が違うので目数を3の倍数にした。
おい、結局は筒周りの長さしか参考にしないのかよ。
それで昨日は夜中まで編み、今日ちょっと続きを編んだ今の状態がこれ。
編み地はみっちりしている。さすがに軍手レベルではないものの、ふんわりでもない。長袖Tシャツの袖のなかでもたつかない程度の太さ。
男性用Sサイズのシャツなので、女性サイズだとどうかな…
手首の曲げ伸ばしは問題なし。曲げた側の編み地が寄って邪魔になることも、のびた側が引きつれる感じもなし。
掌を床にべったりつけて手首を90°曲げた状態
写真に写っているのは編み始めの方で、編み終わりは伏せ止めがきつかったらしく、ちょっと伸縮性に欠けるのであとで直す。
勘で編んだ部分ばっかりだが、それなりの出来になったと思っている。すべて2本どりで編んでいて、メリヤス部分だけ別の色同士の組み合わせにしたらいい感じになった。地味だけど、このくらいが癖がなくていいような気がする。
そもそも邪魔にならなくていいやコレ。このくらい細いとゆとりが適度になって、本体がゴム編みじゃないから締めつけ感もない。
そのうち、変な模様で自分用に編んでみようかなあ。
と、2本どりで厚地の編み地になったけれど軍手もどきにならずに済んだのはよかったのだが、この投稿を書いていたら何か変だなーという違和感が出てきた。
読み返してみたらその理由がわかった。
使用した毛糸の「25g60m」は、1本での重さと長さである。
これを2本どりにしたら、単純計算で 50g60m ということになる。つまり100gで120m。
本の説明は……100g300m……
つまり、倍以上の太さの毛糸で編んだことになるのでは……
算数できないわけじゃないんだけどな。
つまり、倍以上の太さの毛糸で編んだことになるのでは……
算数できないわけじゃないんだけどな。
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