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どうしてくれよう

 いま会社を出て20分くらい経っていて、駅始発の電車内で発車を待っているところ。ほんと、どうしてくれよう。家に着いたらまた日付が変わるまで30分もない時刻。こんな長く時間をかけてまで通勤してやりたい仕事というわけでもないというのに。

 どうしてくれようといって思い出したのが、この毛糸。
 ウール100%の年代物の毛糸。母の持っていた毛糸なのだけれど、こないだ見せたら「こんなのあったかな……」だって。
 これすごいのだ。
 写真ではわかりにくいかもだけれど、外側がまるっとフェルト化している。一応、中から糸は引き出せるのだが、最後までいったらどうなるんだろう。

 いや、そもそも、これひとつしかないのに何を編めばいいのか……。