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靴下の所要時間(推定)

 うちには現在、11組の手編みの靴下がある。いつの間にかこんなに編めた(1組は着用中)。嬉しい。でも収納に悩み始めている。どうしよう。
 そんな靴下を編んでいて、ふと「どのくらい時間がかかっているのかな」と思った。それが発端となり、きのう編み上がった靴下の各部分の所要時間を測ったのでそれをまとめてみる。
 編み方はこの本に掲載されている「平和の靴下」。
しあわせを編む魔法の毛糸|書籍詳細|扶桑社

しあわせを編む魔法の毛糸|書籍詳細|扶桑社

人気の「Opal毛糸」で編む、梅村マルティナさんの編み物の本

 ちなみに、以下リンク先に載っている靴下も同じ。
魔法の毛糸でクリスマス。「平和の靴下」の編み方とラッピングのアイデア/梅村マルティナさん - 天然生活web

魔法の毛糸でクリスマス。「平和の靴下」の編み方とラッピングのアイデア/梅村マルティナさん - 天然生活web

魔法の毛糸・Opalを使った「平和の靴下」の編み方とラッピングのアイデアを、KFSの梅村マルティナさんに教わります。一本の毛糸をシンプルに編み進めるだけで、彩り豊かな模様が現れる、魔法の毛糸・Opal。クリスマスやバザーなどへの贈りものに向く、手軽に編める小物とラッピングアイデアです。(『天然生活』2020年1月号掲載)

 メモをまとめたところ、各部の所要時間はこうだった。

  1. 作り目(別糸で作る1目ゴム編みの作り目):未計測
  2. 履き口(ねじり目の1目ゴム編み・12段):未計測
  3. すね(55段):110分
  4. かかとのうしろ側(24段):60分
  5. かかとの底(18段):25分
  6. マチ(13段):60分
  7. 甲と足裏(44段):90分
  8. つま先(20段):70分

 履き口のゴム編みが終わったところ(3)から編み上げるまでは片足につき7時間くらい。
 といっても、かかとからマチに移るときの拾い目や、マーカーをつける時間(どこに付けるのかや、付けた位置が合っているかなど確認にそれなりに時間がかかる)は含めていないし、計算を簡単にするために「20分ちょっと」という計測結果は「20分」にしたので、実際はもっと時間がかかっているはず。そもそも「60目10段のメリヤス編みにどのくらいの時間がかかるのか」を数回測った結果で計算しているので、まあ、ほんとに「だいたい」って感じだ。
 でもまあいろいろ加味して、すね(3)以降は8時間くらいあれば編めるのかな。

 いちばん時間がかかっているであろう部分の時間は、振り返ってみてもどのくらいなのか、今まで意識したことがないから想像がつかない。作り目はシンカーループを拾うのにそれなりの時間を要しているはずだし、作り目の土台をほどく時間もあるし、そもそも苦手なねじり目のゴム編みにどのくらいかかったのか……
 いくらなんでも4時間あればゴム編みまで終わると思うが、そんなにかからないかもしれないし、もっとかかるかもしれない。

 要するに、

  ・すねの手前(1・2)は4時間もあれば編めるかもしれない
  ・すね(3)の編み始めからつま先(8)の最後まで、まあ8時間もあれば編めそうな気がする

 という頼りない仮説をまとめると、靴下片方につき12時間くらい? 実際はそんなに集中して編めるはずがないので、まあ1日あればいいのか。となると両方完成するのに2日、いや気力が萎える可能性を入れると3日か4日か。頑張れば3日かなあ。いや無理かな……少なくとも1週間あれば(弱気発言)間違いなく編めるのではと思う。あるいは「あと5日のうちに完成させないと大変なことになる」みたいな切迫した締め切りがあれば5日以内で編めそうだ(本当にまずくならないと頑張れない)。

 まあ、毎度ちんたら編んでしまうのは未だにこれがいちばんという編み方が定まっていないせいもあるのだが。
 しっくりくるかかとやつま先の編み方とか、くるぶしの穴があかないようにとか、まだ10組ちょっとしか編んでいないのだから試行錯誤に時間がかかってしまうのはしょうがない。「履き口は1目ゴム編み」と「すね・甲・足裏はメリヤス編み」くらいで、あとは毎回あれこれ迷ったり工夫をひねり出して試したり。いつまで続くんだこれ。