何枚か持っているタートルネックのニットのうち、1〜2枚くらい袖が短いものがある。そのうちの1枚を昨日から着ているのだが、手首が寒くてしょうがない。上にカーディガンを着ているのにうすら寒い。
そんなわけで、リストウォーマーを編むことにした。使うのはソックヤーン。ありあまるソックヤーン。
靴下に手を突っ込んだらほどよい大きさだったので、靴下と同じ目数・同じ号数で編むことにした。既成の編み図には頼らず、靴下でいうところの履き口を編んで、すねを編んで、また履き口を編むだけの簡単設計で編むことにした。
少しくらいひねりを入れてもよさそうなものだ。が、寒いのである。だからとっとと仕上げたい。寒いのほんと苦手なのである。
ゴム編みの作り目からして浮かれていたのは間違いない。久し振りの靴下、じゃなくてゴム編みの作り目だ。先月はじめに母用の靴下を編んで以来の作り目。 本体はただのメリヤス編みでいいやということで、チュニックで難儀した直後でもあり、なんにも考えずにだらだら編めるのがいつにも増して楽しい。
ちなみに、靴下のようなリストウォーマーのうしろに写っているのが次の作品用の毛糸。手前のキンキラキンと、ビニールでよく見えないが後方の……ちょっとモサッとした毛糸。
ところで、昼休みにだらだらと編んでいるときに不意に思い出した。
ちょうど1年くらい前に編んだリストウォーマー。自分の頭の弱さを思い知らせてくれたやつ。見るたびに己のバカさ加減を思い出すわけでもないのに、ほんの数時間前まで完全に忘れていた。 ともあれ装着。
手首が寒いだけでかなりの不快感を味わっていたというのに、一瞬で快適。ぬくい。二度と外せない。こんなものを忘れていたなんて。 というわけで、無事に手首の寒さは解決。
解決しちゃったわけだが、まあ、編み始めたソックヤーンのリストウォーマーはこのまま編もう。ソックヤーンで編んだら「薄手でも暖かい」っていうものになるかもしれないし。
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