なんとなく靴下を編む意欲がわいてきたので、しばらく毛糸選びで迷ってなんとなくで決定。「この毛糸がいいな」という気持ちがない状態ってどうなんだろうな、と少し不安になった。靴下を編むときはもっと「これで編もう」という気持ちが強かった気がするのだが。
で、100g玉をふたつにわけるところからスタート。万能玉巻き機(紙製)の出番である。
帯を外してはかった重量は102g。まあ、巻きながらちょいちょい測っていこう。 毛糸玉に目をやると、珍しいことに糸端が飛び出している。
おお。これは僥倖。こんなのはじめて。 だったんだけど。
ちびっと引っ張ったら手応えがあって、これだ。ごそっと出現。まあでも糸端を探す手間がゼロだったのは確かに僥倖だからいいや。毎日うんざりしていたけれどいいことあった。 すると今度は、結び目が出現。
おおお。これは珍しい。 これまで毛糸玉で結び目にお目にかかったことはほとんどなくて、長らく「毛糸玉から結び目が出てくる」というのはどこの伝説だろうと思っていたほどだ。
ソックヤーンの結び目はたぶん初めてか、2回目くらい。じっくり眺めたことは云うまでもない。
存分に眺めたので、切る。
わたしは毛糸の結び目の扱いがうまくないので、よほどのことがなければ結ばない。だから結び目を残しておくと厄介なのだ。たとえ結び目を極小にしようとも、ピンポイントで編みにくい場所に結び目がくるという運命。上手にやり過ごせるようになりたいものだ。でも切れば解決するからいいか。
糸を引き出すときに「そろそろ糸替えするところだよ」とわかるように、結び目を切った両端を軽く絡めて糸巻き続行。
ちょいちょい重さをはかりながら無事に50gのところで糸を切った。あっ、元が102gだから51gまで巻くんだっけ。最初の重さをメモしておいたのに完全に忘れてた。
まあ1gくらいいいか。はかりの表示は50gだったけれど(小数点以下が出ないタイプ)、実際は50.9gかもしれないしな。というか、だいたいでいいんだこういうのは。
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