そんなわけで、「こうする」が「やっぱりこの方法で」へ変更となって右足分を編み上げた。
が、また「でもやっぱりこうしよう」と方針変更することになった。
左足分を、つま先の閉じた作り目から編むことにしたのだ。
一度は活用の場を失った努力が再び日の目をみたわけだが、何もかも自分で決めたことなのに釈然としない。なんだよ結局またそこに戻るのかよ、と自分に対して思う。
この手際の悪さというか一貫性のなさというか見通しの悪さというか、そういったものはともあれ、いざ5本針でスタート。試し編みでは3.0mmの棒針を使ったが、靴下で使うのは2.25mm。なので編みにくさは試し編みの上をいく。でも泣き言は云っていられない。自分でこうやると決めたのだからつべこべ云わずに編め、である。
ちなみに今回は、いま編んでいる靴下のデザイナーの他の作品の動画解説を見ながら編んでみた。
●How to knit the VKL Memories Socks: Full Tutorial
そのおかげか、端の増し目は試し編みのときよりずっとましになった。
編み地も、色の幅をみると右足分と大差ないゲージで編めているようで一安心。 だったが。
こうやって並べてみると、明らかに左足の方がつま先部分が短い。実際、ガセットの開始位置を計算するために目数を数えてみたら、1インチあたりの目数は右足よりも1目多かった。つまりゲージが異なっているのだ。 この段階で履いてみても違和感は特に感じないが、かかとまで編んで履いたらどうなるか。そして右足との違いはどのくらいあるか。事によっては、右足のみ編み直しも覚悟しなければならないかもしれない。
……まあ、いっぺん両足分を一から編み直したことがあるから、片方くらい別にやってやるぜ。でもできれば平穏無事に済んで欲しい。
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