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懲りずに金票40番を買い足す

 練習と称したドイリーを編むために使っている糸は、かなり昔になんとなく買ったものや、何かを買ったついでについてきたもの。つまり、これといった使い道がなくて持て余しているレース糸で練習用ドイリーを編んでいる。
 ただ、必死で編んでいるうちに慣れてくるのかなんなのか、なくなってしまうと「またこれで編みたいな」と思ってしまった。
 近所の手芸屋には数えるほどしかレース糸がないので、まあそのなかから適当に選んで手持ちと合わせたらばっちりだったりするのだが、さんざん考えて「やっぱり同じ色にしよう」と思った。この赤と組み合わせている糸がまだけっこう残っているので(差し色として使うので消費量が少ない)、それがなくなったら別の色を買うかどうか考えることにした。うまい具合に同時になくなればいいのだが、さすがにそれは多くを望みすぎだろうな。

 それでネットで注文したらすぐ届いた。
 なくなったのは赤だけで、届いたものはこう。
 衝動買いでは決してなくて、ちゃんとひとつひとつ理由があって買った。
 赤の金票だけじゃなくてダルマの青(他の毛糸目当てで買ったときのセットで完全に持て余していた)まで追加かよ。でもこの糸、毛羽立たないしツヤもないし、けっこう悪くないんだよな。

 黄色っぽいのと薄い青緑は、オリムパスが配布している編み図の指定糸。また細いレース糸で呻吟しながら編むつもりというわけで。
 まあ、引き上げ編みがもりもりに詰まっているわけじゃないので少しはマシかなと思ったのだが、糸と一緒に届いた編み図を見たら長尺のくさり編みがふんだんに使われていた。やばいものに手を出してしまったらしい。

 とりあえず、収納。
 こないだのエミーグランデまとめ買いの箱に突っ込む。ただし赤の片方はもともとレース糸を入れていた巾着に入れた。
 太さが違うとはいえ、こんだけエミーグランデの在庫があるのに金票40番を買い足していてまるでバカみたいだが、まだ大きなドイリーに挑戦する自信がないのだから待ってもらうしかない。
 ちなみに練習が終わったら最初に編むつもりの大きいドイリーは、必要量が40gである。あっという間にでかいの1玉がほぼ消えるのである。UFOキャッチャーで100円玉がどんどん機械に飲まれていくのと同じようなペースでレース糸も消えていくのだろう。

 そういうペースでソックヤーンも消費していかないとな……