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やっとドイリー

 次にどのドイリーを編むのか、少し迷っていた。まずは笠石あきさんの 100 pieces of crochet というシリーズをひととおり編んでみるつもりでいるのだが、けっこう目移りするのだ。しかも引き上げ編みでもりもりのやつを編んでしまったので、ではそこまでもりもりではないものはどれがいいかな、というところで迷った。まあそもそも、「もりもりだから編んでみようぜ」みたいなノリで編み始めたからなあ……。
 こういう場合は番号順で編めば話は早い。が、最初から番号を無視して編んでいたので、今更そうするのもな、という妙なためらいがある。なんだろうな、この心理。

 ともあれ、いろいろ迷って最終的にこれにした。
[free] 100 pieces of crochet_003 | Crochet Kasaishi

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こんにちは。笠石あき(@aki_kasaishi )です。 新緑がまぶしい季節になりました。この時ばかりは、いつもは使いどころが難しいミントグリーンの糸が使いたくなります。 植物の発芽をイメージしたモチーフができました。 このパターンは「英

 ミントグリーンが目に鮮やか。これはきれいだ。

 が。
 ここで似たような色の糸を調達したら今度こそ泥沼だぞ、と意味不明なブレーキがかかったのでいつもの通り、まずはダルマ20番レース糸の青とエミーグランデの銀みたいなグレーで編む。既にエミーグランデを買い込んでいるのに今さら泥沼もあるかよと思いながら。いやもうほんと今更だよまじで。
 一気に7段まで編んだ。レース編みに飢えていたってことなんだろう。
 ドイリーを編んでいておもしろいなと思うのは、段が増えると全体の印象ががらりと変わることだ。このドイリーもまさにそうで、7段まで編んだ段階では花びらがひらひらした花のように見えるのだけれど、
 次の段を編んだら花びらは消えて、整然と穴が並んだレンコンみたいになる。この変身っぷりがなんとも楽しい。