編みかけのひとつである巨大ブランケットは、まだまだ途中なのだが既にかなり大きい。とりあえず反物のように丸めて床に転がしておいたら何度か踏んだので、以前から考えていた方法で収納することにした。
まず、母からもらったトートバッグに突っ込む。
これは記事を読みたくて買った「サライ」の付録だったという。なぜ鳥獣戯画とドラえもんなのか。組み合わせの理由がさっぱりわからない。
付録というのはなかなかの曲者で、雑誌を買ったらもれなく使わないものが付いてくる、というのが地味に辛い。もちろん使うものであれば問題はないし、用途外の使い道を見つけられればなんとかなることもある。しかしこのトートバッグは難しく、母はこれを持て余していた。
わたしはキャンバス地のトートバッグを愛用しているが、さすがにこのデザインを持ち歩くのは抵抗がある。それなのになぜもらったかというと、編みかけを入れて収納するのに手頃だったからである。
幸い、わたしが住んでいる部屋の状態はインテリアと呼べるような洒落たものではない。本とレコードとCDのためにあるような部屋なのでインテリアもくそもあるか、という感じなのでそこにこの謎のデザインが加わろうと屁の河童。いや、もうちょっと小綺麗にできればと思ってはいるのだが。
というか、ただ鳥獣戯画の一場面をプリントするだけで充分なんだけどな……
それはともかく、このトートバッグを壁に掛けるために使うのは、ダイソーで偶然みつけたこれである。
ピンチのバネ部分に持ち手を引っかけ、フックになっている部分を壁に掛ける。 掛ける場所を簡単に変えられるので、そういう面でも便利。S字フックよりも安定感があるし。
まあでも、あんまり大きくなったら重さの問題で使えなくなるかもしれないが、今のところこれで間に合っているのでいいか。壁に掛けてしまうと角度や座る位置によっては視界に入りにくくなる場合もあるけれど、部屋を出入りするところに敢えて掛けて邪魔になるようにすれば嫌でも気がつくので、放置しすぎていると思ったら出入り口に掛けるとしよう。
……さっそく出入り口に掛けるか。
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