つい出来心で入手してしまったこれ。
最低限の道具と資材が揃ってもなお「糸のコントロールなどできるのか」と自分に対する疑念は消えない。雑誌の説明をもういっぺん読み直してみようにも、ざっと読んで頭に入らなかったのでその時点でやはり不向きということでは?などと自ら不安を煽るような思考に陥っていた。
そんななかでふと目についたこの本。

タティングレース手習い帖 | 本の情報 | ブティック社
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Kindle Unlimited でレース編みの本を探し回っていたときにちょくちょくレコメンドで出てきたもので、しばらくは気にしていなかったのだが、ようやく読んでみる気になった。
雑誌があるのだからそちらを読み直せばいいのに、初見で理解が今一つだとなかなか読み直す気になれないのは自分の悪い癖だ。
どうしても理解したければ意味不明であっても頑張って再読するので、読み直さないということは自分はタティングレースへの関心が低いということなのか、雑誌の説明が性に合わないのか。……いま雑誌の誌面を思い出してみてもぼんやりしているので、性に合わないということだろう。それなりに合うものであればもうちょっと記憶は鮮明なはずだし、そもそも読み直す気になっているはずで、そうじゃないんだから合わないんだな間違いなく。
で、先に挙げた本だが、結果的に不安はそれなりに解消した。完全に解消したわけではないが、それなりになんとかなるんじゃね?という気にはなっている。まずは20番レース糸くらいの太さで勘どころを掴めばいいのかな、とか。
ドイリーと同じくらい使い道のないものを作ろうとしているのは百も承知。しかし造形はもりもりのドイリーと同様におもしろく、いっぺんくらいゲーム感覚でやってみたい。
さて問題は糸の太さ。
右の濃い色のものが、比較のために並べたダルマの20番レース糸。
付録の糸は2種類あり、中央の薄緑の糸はダルマ20番とだいたい同じくらい。左端の白いのは……金票40番くらいか。
というか、いま本を確認したら薄緑がエミーグランデ、白は金票40番だった。つまりレース編みでお馴染みの糸。でも、だからといって安心というわけはなくて、これからこいつを結ぶんだよな。できるのか?
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