最近ずっと「時間がない」と思っているな。実際そうだからそう思うわけだけれど、そのうち「あれとこれをやりたいのに時間がない」どころか寿命もなくなっていたりして。
たまに「部屋がこんだけ散らかっているのにあした目が覚めなかったらまずいな」などと思うのは年齢のせいだろうか。いや、年齢相応になろうとしたってどうせ無理なんだから、無駄に老け込む必要などないぞ。そもそも「いつ死んでもおかしくない」って言葉は年齢なんか関係ない。
それなりに年食ったおっさんおばちゃんが若者風の恰好や振る舞いをすることだって、ってそれはいいや。
編み物の話。
来月からアルネ&カルロスのアドベント靴下KALが始まる、というのは以前書いた。そのときは迷っていたけれど、去年も一昨年もやったんだし今年もやってみるか、と腹をくくって毛糸を追加した。
届いたあとしばらくして、ガザの靴下の赤と緑の部分を編んでいたら「そういや細い糸で編むつもりだったな」と思い出した。去年のアドベント靴下が予想外の大きさになり、毎年これでは場所を取るので次回から細い糸で編もうと考えたのだ(残っている指定糸はクリスマスボール用にすればいいや)。
まあ、一年も経てば忘れているのはしょうがないか。新しい手帳を買ったら10月あたりのToDo欄に「アドベント靴下は中細以下で編む」と書いておこう。そういえばまず手帳を買ってこなきゃなんないんだよな(11月のToDoに書いてある)。
やることが多いぞ。ただでさえ時間が足りないのに。
時間が足りなくてもやるべきことはやらなければならない。というか、やれよオマエ、と自分に厳しく言い聞かせている。
介護職時代に「なんで入居者様の居室はこまめに確認して整理整頓できるのに、自分の部屋は泥棒が荒らしたあとみたいなのか」という疑問を抱き、「自分という要介護者がいると思えばいいのでは?」と妙な結論に行き着いた。
なんだその発想、と思ったけれど、いざやってみたら自分自身を他者として捉える方法がそれなりにうまくいったので、自分の扱いにくさを実感している。
いや、それはともかく、そういう経緯があるので「いいかげんやんなきゃ駄目だろ」という事柄は「この方の居室を片づけなければ」と考えたり、「ご自分でできますよね〜、ごはんのときまでにお願いしますね」と脳内で声かけをしている。不気味だ。
ほんと介護職は大変だったけれどおもしろかったな……今まで経験した仕事で「大変だけどおもしろい」と口にできるものは他にない。まあ、おもしろいからこそ休日も仕事が頭から離れなくなり、自分のやりたいことがないがしろになってしまうのが辛くて未だに戻る決心がつかないのだが。趣味が皆無だったら幸せだっただろうな。
なかなか本題に入れないが、要するに今は「やるべきことはやって、それ以外は取捨選択する」という状況だ。そんなの人生の大前提だろと思ったけれどそれはともかく。
アドベント靴下KALは今年もリアルタイムで参加する決心はついたけれど、同時に見つけたこちらはさすがに諦めた。

Juleteppe KAL by ARNE & CARLOS
Starts 15th September
色合いがいいな……しかも編み込みの練習にうってつけのサイズ。始まってからそれなりに経っているが、今から参加してもよさそうだ。
だが、さすがにもう余っている時間がない。ガザの靴下は完成間近だがあみぐるみがあるし、寒くなってきたので大物のブランケットもいいかげんなんとかしたいし、変わり毛糸のショールもせっかく調子が出てきたところで止まっているし、プルオーバーは長らく放置しているし。
それに自分の面倒もみなきゃなんないしな……部屋の片づけもそうだが、あれこれ処分してもいいような気持ちが盛り上がってきたので(まあ、いろいろ増えた反動ということだ)少し時間をとって取り組みたい。
実家や親戚絡みのこともちょっと増えそうなので、どうすれば効率よくこなしていけるのか。これがプログラムのコードを書いて解決できるんなら喜んでやるんだけどな。プログラマじゃないのにコード書く羽目になっている仕事では極限まで嫌気がさしているけれど。
ほんと時間ねえな……どうしてくれよう。
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