今年もでっかい編み込み靴下を編む。さほど広くもない日本の集合住宅に不釣り合いな大きな靴下を。
去年がこうだもんな。標準サイズの女物ジャケットの身丈と同じ……来年こそはソックヤーンくらいの糸で編むぞ。
棒針の指定はこれまでと同じく3.5mmだが、今回は敢えて3.0mmに変更した。少しでも小さくしたかったから。
でも結局、大きいことに変わりはない。というか、去年の作と重ねてみたら見事に同サイズ……。
ガザの靴下の経験が活きたというか裏目に出たというか。おかげで今のところ編み地は安定しているからいいか。
※4日目まで編み終えたところ
本体を3.0mmで編んでしまうとゴム編み部分は2.5mmで編むことになるので、さすがにこの糸でそんな細い棒針はないだろうと躊躇した。では指定通りの3.5mmで編み込み模様をきつめに編めるかというと、それは少し自信がない。編み目はきつく、裏側をわたる糸はゆとりを、って……そんな芸当ができるほどの技量などあるものか。
ならばゴム編みも3.0mmで編むしかない。2.5mmでこの糸を編むとなれば、糸と針のアンバランスさに苛立つのは目に見えている。「細い糸を太い針で」という編み地がめっぽう苦手なのだから、その逆も然りだ。たぶん。
靴下は本体もゴム編み部分も同じ太さの棒針で編んでいるので、たぶんアドベント靴下でそうしても問題はないだろう。
でも、なんでセーターやアドベント靴下はゴム編み部分を細い棒針で編むのに、靴下は同じなんだ?
と些細なことが気になり始めたが、それよりも「去年3.5mmで編んだものと、今年3.0mmで編んでいるものの大きさが同じ」という事実をもうちょっと真剣に追究した方がいいのではないだろうか。冷静に考えるとずいぶんおかしいぞ。
まあ、たかが0.5mmの差なんてあってないようなものだが……
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