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棒針袋の詳細

 ただの細長い袋についてもう少し書く。裁縫が得意な人ならば1時間もかからずに作れる程度のものだろうが、自分の技量ではこれでもけっこう上出来なのだ。
 まず、袋の中身を明らかにするにはどうするか、という問題はいったんこうやって解決した。
 とりあえずの処置。小さく切ったメモ用紙にサイズを書いてピン留め。ちなみにピンはクリーニングに出したとき、お店の管理用タグを留めていたやつ。このピンどうしようと持て余していたが役に立った。
 いずれは目の細かいクロスステッチで文字を縫いつけてやればいいと思うが、細かい抜きキャンバスが存在するか不明だし、かといってジャバクロス(クロスステッチ用の布)を縫いつけるという高等技術が自分にできるかどうか……

 それはさておき、棒針はきちんと入る。
 布端をコの字とじ(名前はいま調べた)で縫いで合わせたので、ぎりぎりまで入るのだ。コの字とじのいいところは縫い目が目立たないことで、並縫いは曲がるものという定義の世界で生きている自分にとって大変にありがたい。
 いつもは墓掃除用の雑巾で使っている縫い方だが(というか縫い物って雑巾しかやってないな)、今回の袋を縫うことで、布端ぎりぎりまでモノを入れられるという利点があるのだとわかった。両端の縫い目の間が必要充分な長さになっているか、という難しいことを考えなくても、求める長さの布幅をとってやればそれで済むのだ。

 ポケットの高さはだいたい6cmくらいだが、丸めてコンパクトにすることもできる。
 丸めたら輪ゴムでとめればいいし、なんなら気のきいたモチーフでもくっつけたヘアゴムを使えば雑っぷりが軽減するだろう。省スペースを考慮しなくていいなら変わり糸をふんだんに使ったシュシュでもいいし。そう、ボタンを縫いつけたり巻き留めるための紐を縫い込んだりしなくてもなんとかなるのだ。どうしても袋に縫いつけたいならレース糸で長めのブレードを編めばいいし。
 できるだけ裁縫をせずに済ませようしていることは承知だ。苦手だもの。苦手だからこそ場数を踏んで頑張れとも思うが。

 で、無印良品で調達した背の低いファイルボックスにこれがきちんと納まるか、というと。
 しっかり計測したのだから当たり前なのだが、こうきちんと納まるとやはり嬉しい。恐ろしいほどぴったりだ。目分量で縫い代を折ったくせにこううまくいくのだから、自分はきちんとやった方が失敗する特性があるのではないかと思えてくる。
 棒針はそう大した本数が入っているわけではないので、立てることも可能。
 どうやって収納していくか夢が広がる、とはこのことだ。

 これまで載せてきた画像を拡大するだけでも、ミシンで縫ったところが曲がっているとか、重ねた布がずれているとか、家庭科に真面目に取り組む小学生よりあちこちひどいことになっていると思う。でも当初の目的はすべて達成しているから問題なしだ。いいんだよ自分で使うんだから。わたしにしてはよくできた。



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