前回はソックヤーンを買い足してしまった話を書いたが、毛糸と同時に買ったものがある。
わたしはレース糸やレース本など特定の沼に顔から豪快に突っ込んでいるが、幸いなことに道具沼には未だ縁遠い状況だ。なにしろ、編み物にやる気を出した時点ですでに母から編み針などの道具を譲り受けていたのだ。そのため道具に関しては、足りないものを買い足すことが基本。
それにだいたい、わたしは多種多様な道具を試したり買い集められるほどの技量がない。靴下用のミニ輪針からして、見た目がきれいだからまずこれを試してみよう、と買ったニットプロ製品が手に合っていたのでそれで終了。
……手に合っていたというか、明らかに編みにくくてしょうがないというものではなかったので「これでいいや」というのが実際のところだろう。だから短くて細い棒針を買い足すときも、ミニ輪針と同じメーカーでいいやで決めてそれで事足りているというわけだ。
こだわりがないって素晴らしい。この先もっと上手になったら立派な道具が欲しくなるのだろうか。ならない気がする。文房具やギターの弦と同じで、しっくりくるものがあったらずっとそれを使うことになるだろう。
で、まずこれ。
見てのとおり、愛用のニットプロの2.5mmの5本針を追加。 靴下は左右を同時進行で編むスタイルなので、ミニ輪針2本を使っている。かかとは片足につき棒針2本で済むので、同時に両方を編んでも必要なのは都合3本。つま先を減らしていって5本針に替えるときも、そこは片足ずつ編むので5本針のセットがひとつあれば困らない。
なのになぜ5本針のセットを追加購入したかというと、この先、5本針を使って同時進行で編む可能性が出てきたからだ。
それからダルマピン。30個くらいある。
これは手持ちのプラスチック製のマーカーでは用を為さない場面が出てきたからである。それはレース編みで、大きいドイリーなどを編む際にあちこちに目印をつける可能性を考慮して多めに買った。 現在、金票40番でドイリーを編むときにマーカーを使うのは段のはじめの1か所だけである。ただし手持ちのダルマピンではなく虫ピンを使うことが多い。というのも、小さいものを編むときはダルマピンくらいの大きさでもけっこう邪魔なのである。
しかし複数の目印が必要な場合、虫ピンでは抜け落ちることがあるのでダルマピンを使うしかない。以前は数個しか持っていなかったので、足りなくなると違う色のレース糸で糸印をつけていたが、状況によっては糸印をつけるのがそれなりに手間だったりする。
加えて金票40番より細い60番レース糸も使い始めたので、こうなると虫ピンでは太い。
ダルマピンもものによっては太いのだが、今回ダルマピンを購入したお店のものは細いとわかっていたのでついでに買い足したというわけだ。
……まあ60番で編むドイリーなんて小さすぎて、なおさらダルマピンが邪魔なんじゃないかと思わないでもないが。レース編みに関してはミシン糸で糸印をつけるとか、そういう方法にも慣れていかなきゃならないだろうな。
いずれにせよ、レース編みに限らず自分は細めの糸を使うことが多い気がするので、プラスチック製のマーカーでは大きすぎることも今後はあるかもしれない。

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