以前も書いたが、ゲージを編むのに使っている竹製の棒針はけっこう尖っている。
比較に使ったニットプロのシンフォニーウッドについては「針先の尖り具合が鋭い」という話をときどき見かけるのだが(逆に「そんなに尖っていない」という話は見たことがない)、この竹製棒針は更に鋭い。
ノルウェー式で編んでいるため、ゲージを編み始めてすぐに、この尖った先端が痛くてどうにも耐えられなくなった。
そこでタミヤの1,200番の出番である。
もともとは爪を削るため(アコースティックギターを始めた頃は爪を少しのばしていたのだ)に入手したものなので、たくさん削ってもそんなに劇的な変化はない。もっと番号が小さいもの(=目が粗いもの)を使えば早いのだけれど、それだと想定以上に削ってしまいかねないので1,200番で頑張った。
しかし……
当初にくらべればかなりましになったが、シンフォニーウッドの先端を触ってみると、見た目はそんなに変わらない気がするのに手触りは明らかに違う。
くっそー素人じゃやっぱり限度があるか。
だが、だからといってシンフォニーウッドで同程度の太さの棒針を買い直せばいいかというと、それは違う。
まず調べた限りでは、30cmの長さとなると太さは3.0mmから。20cmであれば2.75mmという太さのものがあるようだが、それでは短い。もっと頑張って調べれば、自分にとって編みやすいシンフォニーウッドで求めるものが見つかるのかもしれないし、あるいはクロバーなりハマナカなり入手しやすい国内メーカーのものを探せばいいのだが、そもそも「手元に求める長さと太さの棒針があり、竹製ゆえに紙やすりで削れば先端の加工は可能で、棒針自体の編み心地に問題はない」という状況なのだ。そんな状況でなんで新しいものをわざわざ買わなければならないのか。ただ先端の尖り具合だけをどうにかすればすべて解決するというのに。
というわけで、「もうちょっと先端が丸いといいんだがな」とか「どうやれば望む丸みを帯びるかな」などと考えながら編んでいる。細かい1,200番だからこそ微調整もできるわけで、ほんと、あとは自分の能力だけなのだ。それさえあればすべて解決する。
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