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すべり目がだらけないように

2024/03/29
 靴下のかかとを編むのは楽しい。
 しかも、ミニ輪針では大変なので5本針に替えたら快適なことこのうえない。

 編み方は、奇数段はすべり目・表目の繰り返し、偶数段はすべり目ひとつのあとは裏編み。
 これをもっとたくさん編める作品ってどなんのだろうとまで考えてしまう。

 でも奇数段の最初のすべり目がゆるゆるのダレダレになってしまう。
 偶数段はそうはならないので、以前編んだ靴下はかかとの左右の長さが違ってしまった。
 それで編み心地や履き心地に支障が出るわけでもないので別にいいのだけれど、気持ちがすっきりしない。

 解決策として試してみたのは、目をすべらせたら

 糸をグッと引き、すべらせた目も人さし指で押さえて固定する。

 この状態で次の目を編むようにしたら、最初のすべり目のゆるみは劇的に改善した。こんな単純なことで解決するのだから、編み物っておもしろい。

 ひとつ解決したらすぐ次の課題が発生するのも……まあ、飽きさせないよな。

 奇数段の最初の方。

 こちらは偶数段の最初の方。

 なぜ偶数段のように、奇数段のすべり目も綺麗な矢羽状にならないのか。