ちょっとした練習をするにはコットン糸でハンカチを編むといいかも、と思ったのがけっこう前。
これは「練習のついでに何かができあがれば一挙両得」という貧乏性な発想にもとづく。
でも結局、靴下が練習、セーターも練習、初心者だから多少変でも当たり前だし自分用だし、という雑な性格が功を奏してしまって、未だに練習の成果としてのハンカチを編めずにいる。いた。
何かを編むつもりが結局うまくできなくて諦め、だけど他に使い道がない、という糸を有効活用するのにも役立つではないか。
と気がついたので、まさにノルウェー式の練習のために買ったコットン糸を使うことにした。
と気がついたので、まさにノルウェー式の練習のために買ったコットン糸を使うことにした。
昨年の夏頃に、マルティナさんのサマースヌードを編もうとしたやつ。程よく表目と裏目を交互に編むので、挫折した今でもこれは練習にちょうどいい編み方だと思う。
●市松模様のサマースヌード
会社の冷房がきつくてきつくて吐きそうだったので、こいつを編んで冷房対策を!という腹積もりだった。
しかし自分の冷房アレルギーはそんなもので対策できるわけではないと途中で気がついて、そもそも動画通りにローゲージで編んでいると、なんだか練習になっていない感じが消えない。
目がガタガタなのは下手なせいなのか、針が太いから普通より難しくなっているのか、そこがわからない。
こうやってモヤモヤしながら編んでいてもだんだん楽しくなくなってくるので、ほどいた。ここまで編んだけれど、楽しくないし使わないし。それが昨年の9月の話。
こうやってモヤモヤしながら編んでいてもだんだん楽しくなくなってくるので、ほどいた。ここまで編んだけれど、楽しくないし使わないし。それが昨年の9月の話。
それで何度か別のものに仕上げようとしたけれど、ことごとくうまくいかない。色の出方に心躍らないのがいちばんの理由だと思うが、自分にとってはコットン糸が編みにくいのもあると思う。
力加減とか針の材質とか、そのへんの調和がとれないし解決法もわからないので、うまく編めないのだ。
というわけで、ハンカチ。
昨年末にInstagramで「無料なのは年末まで!」という意味の投稿を見かけてダウンロードしたもので、The kitchen sink shopというデザイナーによるもの。正確にはハンカチではなくdishclothすなわち布巾なのだが、まあ、どっちにもなる。
難しいことは書かれていないし適度に変化はあるし、さっくり仕上がりそうな気がした。
けど。
か、かのこ編み難しいな……
ノルウェー式でさくさく編むつもりが、前段が裏目のところで表目を編むと変なとこに針先を突っ込んでしまうので、のんびりちんたら編む羽目に。
まあいいや。
糸のラベルも確認せずにパターン指定に近い針を使ったので、既に微妙な雰囲気がただよっている。やっぱり色合いもそれほど好きではない。いつも通りにモノトーンとか灰色にしておきゃよかったのに、なんで青にしたんだろう。
あっ、「糸のラベルも確認せずに」ってまた雑なことやってるじゃねえか。
しかも底を編む手前で「なんか納得いかない」と挫折したスリッパから直に糸を引き出しているし。
しかも底を編む手前で「なんか納得いかない」と挫折したスリッパから直に糸を引き出しているし。
どうせ編む練習をするのなら、雑な性根を直す練習もついでにやるべきか。
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