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アルネ&カルロスの動画をすべて観るチャレンジ #4

2024/03/29
©Arne&Carlos
 今回は帽子の編み方動画。アルネひとりで撮影している動画は珍しいような。

●How to knit your own hat - by ARNE & CARLOS


 曰く「帽子は96目がベスト」とのことで、4という数字も良いとかなんとか。コンピュータは8だっけ……帽子は96か……いや、「この糸で」って云ってるな。
 頭がうまく働いていないがとりあえず続きを観る。

 リストウォーマーと同じく編み込み模様だが、今回は糸をねじっている。なんでかな。よくわかんないけど使い分けの基準が何かあるということなのか。まあ文章だって使い分けるんだから、編み方にも使い分けがあって当然か。

 減らし目の説明で、最初にかぶせる方法、次はK2togだと斜めの線が綺麗になる、というのはわかりやすい。
 そのあとも何か説明していたけれど耳がすべって文章が聞き取れず……。

 最後の段の編み方がちょっとおもしろかった。
 糸を切って、1目編むごとに糸を引き抜いていく方法もあるんだなあ。メリヤスはぎみたいに、とじ針を使う場合にだけ先に糸を切るのだと思っていた。

 金属製の長い棒針でガチャガチャいわせながら編んでるの見てるとなんだか落ち着くな。
 5本針で編む際に「これから編む針を上、さっきまで編んでいた針を下にして、交差しているところの下から編み針を入れる」という方法が良いというのはこの人たちの編み方を見ていてわかったのだが、この動画ではその理由を再認識できた。
 下から編み針を入れると、さっきまで編んでいた編み地との高さの差があんまり出ないんだなと。

 最初の靴下を編んだときは、さっきまで編んでいた針の上から編み針を入れて編んだのでたまに境目がゆるんでしまって、きつく引いたら引いたで却って目立ったりしていた。そのあとアルネ&カルロスの動画を凝視して真似するようになったら解決したのだが、なんでなのかがよくわからなかった。

 わからなくても編めているから別にいいし、今回のように動画で実際こうなっていると見えればわかる場合もあるけれど、そもそも編み物って、あんまり理屈の説明がないんだよな。
 「こうすれば境目が目立たなくなります」みたいでおしまいなのがとても多いと感じる。
 うん、そうなんだけど、なんで?という疑問を抱かない世界なのかなと思えてくる。まあ、編めればいいんだけどさ、確かに……。

 こういうことに性差があるのかどうかはわからないけれど、編み物で理屈を説明している人は男性の場合が多い。少なくとも、自分がこれまで調べてきた経験を振り返ると男性ばかり。理屈を知りたいということ自体は男女差がないと思うのだけれど、それを説明しようとするのは男性に多いということなんだろうか。わからんな。


 動画で紹介されている帽子の編み方は、以下リンク先で読むことができる。

HOW TO KNIT A HAT USING 96 STITCHES – ARNE & CARLOS

Designers, textile artists and authors, known for their craft books and their original and visually striking designs.