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ノルウェー式の編み方

2024/03/29
 靴下はあっという間に60段。ノルウェー式ばっかりで編んでいるのでいいかげん速くなった(自分比)。
 ならばそろそろ、というわけでノルウェー式で編んでいる様子を撮ってみた。iPhoneを机の上の端に置き、自分は椅子に座って腿に肘をついて前傾姿勢。


 変な姿勢だから遅いというのもあるが、なんで記録のために撮るだけで妙な緊張感が生まれるのか……

 右手の親指が90度に曲がっていたり、左手にきっちり糸がかかっているように見えるけれど、実はかなり脱力している。
 親指がここまで曲がるのは自分の仕様。軽く力が加わるだけでそり返るのは子供の頃から。左手にかかった糸も指に沿っているからそう見えるだけで、糸はズルズル動く。糸が指から落ちたりあさっての方向に飛んでいかないよう、中指でブロックしている程度である。

 もうひとつ。iPhoneの位置は同じままで床にあぐらをかいて撮影。わかりにくいけれど、右側の針をほぼ同じ位置と方向に保って左手で糸をかける様子を撮ってみた。


 このへんは自分でもまだ最適解を見つけられていない。

 ・右針をほとんど動かさず、左針で糸をかける
 ・右針で糸をすくう
 ・左針で糸をかけるとほぼ同じタイミングで、右針で糸をすくう

 を編みながらとっかえひっかえ試しているので、まずは今回はこの編み方を撮ってみた。でも実際は右手が疲れたから左手で糸をかけようとか、そんな使い分けになっていたりする。

 どれもノルウェー式だとは思うのだが、それだけでは納得いかない。アルネ&カルロスがいうところの「エルゴノミックな編み方」ってどんなものなんだろう、ということが知りたいがために自分で実験している。動画を撮って細かく分析して、自分なりに何がどうなっているからどうだと理解したい。

 要は身体に負担をかけずに楽をしたいわけですな。