©Arne&Carlos
ポンポンの作り方かあ、と正直思った。
思ったけれど、動画を観たらめちゃくちゃためになった。
●How to make Pom Poms - by ARNE & CARLOS
いきなりサンプルがかわいい。特にスリッパ。
でもアルネがやっているのを見ると、かぎ針で中央から糸を引き出すというのを繰り返していて、あーめんどくさそうだなと想った。
海外にもポンポンメーカーは流通しているみたいなのに(Instagramで見ただけなので実際はわかんないけど)、そういうものは使わないんだろうか。
そして始まったのは図工の時間。
ポンポンは工作か編み物か、とこの投稿のカテゴリを選ぶ際に迷ったのだが、うん、工作だな。コップとドールハウス用のキャンドルホルダーで輪を描いてはさみで切る。工作でしかない。
これでどうやってポンポンを作るというのか。わたしが知っているのは、適当な大きさの紙なりなんなりに糸をグルグル巻きつけて中央をしばる方法である。
※アルネの動きはほとんど見ていなかったので、この時点ではなんで厚紙でこんなものを作っているのかわからなかった。よく見ればアルネも白い厚紙の何やらを使っているとわかるのだが。
そしてドーナツのように切った輪を使って始まったのは、指で中央の穴に糸を通してはドーナツに巻きつけていく作業。でもまだわからない。ここからどうやってポンポンになるのかな、と思ったら、ポンポンメーカーのやり方と同じように縁にはさみを入れていく。
なるほどなあ、でもそれならもっと厚い紙なら1枚で済むんじゃね?
と思ったら、紙と紙の間に糸を入れてしばるという。なるほど!
糸をきっちりしばったら、最後に紙をはさみで切って外していてやや意外に思った。ちょっと端に切り込みを入れたらビリッと切ればいいんじゃないのかなと思ったので、そうするんじゃないかなと。だって毛糸を手でブチッと切ったりしてたしな。
でもそれは嵐の前の静けさのようなものだった。
ある程度、はみだした毛糸をはさみで切ったあと。
糸端を持ってテーブルにバシバシと叩きつけるとは……
こうやると余分な糸が出てくるそうで。叩きつけては切り、叩きつけては切り、で完成。だそうで。うん。そうだね……
この人たちの編んだものというのは、繊細とか細かいとか丁寧とかそういう形容がされると思っているのだけれど、熟練者が見たら「まあ確かにそうなんだけどねえ」と口にしてしまうような、繊細だけどここ雑、みたいなポイントがあったりするんじゃないかと思い始めている。
といっても悪い意味ではまったくなく、「こんなところまで完璧にする必要性はどこにもない」という合理性の結果としてのアバウトさ、という意味である。実際がどうなのか気になるな。
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