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同時編みの杞憂

 結局、靴下の履き口は3回も編み直し。
 1回目は両方編んで直径が小さく、2回目も同様、3回目はねじり目の1目ゴム編みを諦めて普通の1目ゴム編みに変えたものの、最初の片方を5段ほど編んだあたりで編み目が汚い気がしてやり直し。ゴム編みの作り目でシンカーループを拾いまくったのでなんだか自信までついてきた。
 同時編みに挑戦したがためにやり直し回数もかさむ結果となったわけだが、最初にしくじった時点でいったん片方だけ編んで、うまくいっているかを確認すればよかったのに。と、これを書きながら気がついた。
 相変わらず間が抜けているのはもうどうしようもない。いずれにせよ、無事に両方を編み進められているのだからよしとしよう。でも次からはもっと慎重になるぞ。

 で、同時編みについてもともと不安であった「交互に編むのってめんどくさくないか?」という点はどうかというと、まあ、30目ぶんのシンカーループ拾うの7回やったあとなので。
 かどうかはわからないが、少しも面倒ではなかった。ただし(もちろん)変則的な感じで交互に編んでいる。

 先に編む方を編んでいる間は、まだ編んでいない方は毛糸玉のうえで待機。
 編み終わったら毛糸玉の脇に転がし、待機していたもう片方を編む。
 あとから編んだ方を編み終えたらカウンタを押し、転がっていた方を毛糸玉にのせる。
 今度は、あとから編んだ方を先に編み、終わったら毛糸玉の横に転がして待機している方を……という順序。これは交互と呼べるのだろうか。

 とにかく、これで今のところ混乱しないで済んでいるし、持ち替える手間もちょっと削減できているのでストレスではない。進みを遅く感じるのではとも思ったが、同じものが同時にできあがっていくので遅いとは感じない。
 こうなると、ミニ輪針では編みにくい靴下用にシンフォニーウッドの5本針をもう1セット買い足したくなってきたり……。あ、道具沼ってこういうことか?