ラバーチューブを使いこなせない疑惑。
うしろ身頃の右側を編むときに、左側を休めるのに使ったのは付け替え輪針。ケーブルに張りがあるので微妙に邪魔だったが、目を移すときは非常に簡単だった。 でも、こういうときに使うために買ったのがラバーチューブだったんじゃなかったっけ。
迷うことなく付け替え輪針を使ったということもあり、買ったけれど自分には使えそうにない、という深層心理があるのではと疑った。まだ使ってもいないのにこういうことを考えているとしたら、我ながら気分が悪い。それなら買うなよと思う。
だから、前身頃の続きを編み始めるときにまず手近なところにラバーチューブを置いた。これなら忘れない。視界に入れておけば忘れない習性があるのだ。いや、視界に入れずとも覚えておくのが普通だが。
物覚えが悪いといっても、ラバーチューブの先端をそのまま編み目に突っ込むほどではない。先端に細い棒針を差し込んで使うというのはいつだか見かけた画像できちんと覚えている。
とりあえず切らずに使ったが(150cmくらいある)、しなやかなので付け替え輪針のケーブルよりも邪魔にならない。これはいいぞ。いずれ適度な長さに切ればもっと使い勝手が良さそうだ。 そんなわけで、無事に前後の身頃は肩まで完成。
が、これは本来もっと太い毛糸に使うためのものなんじゃないかと思えてきた。
というのも、目に通していくときも、再び棒針と入れ替えるときも、決してスムーズには通せなかったのだ。すべり自体は悪くないのだが、目に対してラバーチューブが太いように感じられた。
ラバーチューブ自体の直径の記載がなく、適合する毛糸の太さも特に注意書きがなかったので、特に気にすることなく購入した。が、そこはもしかして確かめておくべきだったのだろうか。 チューブに差し込んでつなげた棒針(2.5mm)が抜けてしまうことはなかったし、編むための棒針(3.5mm)を差し込んでつなげてチューブを引っ張っても(編み針に目を戻す方法はこうでいいんだろうか)、そう簡単には抜けなかった。抜けるんじゃないかとおっかなびっくりだったが、一度も意図せず抜けたりしなかった。
でも目との隙間が少ないので、差し込んだ部分のあたりで目をわしわしと寄せたり広げたりしなければならなかったのは、ラバーチューブが毛糸に対して太すぎるのか、それともわたしが何か使い方を誤っているのか。
単にこういうものなんだ、で済めばいいのだが、ラバーチューブ使いこなせない疑惑はまだ消えない。さっき前身頃の左肩とうしろ身頃の右肩をはいでしまったので余計に。
編み物をしていると「大丈夫かこいつ」と自分に不安を感じるネタに困らない。
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