なんでこうなったのかわからない。
読みさしの本が「どこから読んでもかまわない」という構成なので中断もしやすい、というのは関係があるとは思う。実際、ここ2日ほど中断している。ではなんで中断できたのかというと、おそらく穴あき仕様のかかとに腹が立ったせいではないかと。
いや、「穴あき仕様」というのは云いすぎか……でもお手本が穴あきだしなあ……
ともあれ、ちょっとこれはないだろうと思ったのは事実で、それでむかついて勢いがついた可能性はある。早く穴あき仕様ではない靴下を編んでこの腹立たしさを消してしまいたい、とか。
だが、それにしても不思議だ。今回の靴下は初の模様編みデザインで、特定の色の部分でかけ目と2目一度を組み合わせる編み方。
こんな編み方は靴下以外でもやったことがないので、ちょいちょい間違えた。慣れないせいで2目一度もいつにも増して汚くて、「とりあえず指示通りにやった」という感じが満載である。 不慣れな編み方をすれば進みも遅くなりそうなものだが、逆にめんどくさいからとっとと済ませようという感じで編む速度が上がっていたのだろうか? とにかく、途中でそれなりの量(かかと全体)をほどいただけに、進み具合の認識がなんだかおかしくなってしまった。
なお、キットの説明書はつま先がないつくりだが、つま先をつけた。足首とかかとと甲の一部だけを暖める靴下というのはおもしろいと思ったのだけれど、穴あき仕様のかかとが我慢ならなかったので説明書通りに編むのがいやになっていた。だから普通の靴下。
そこまで思うのならぜんぶほどいて模様編みなしにしてもよかったのかもなあ。一応、最後まで説明に従って模様編みを入れたが、単に「模様編みをやったことがないから」という動機の方が強かっただけである。
で、編み上げた結果「靴下の模様編みはもういいや」と思った。靴下に涼しさは求めないし、繊細な靴下よりも変な色柄の靴下の方が好きだ。編み地に隙間ができる模様編みをするならいっそ極細の糸で巻きものを編んでみたい。
ともあれ、よくわからないまま靴下終了。この先も、その気になれば1週間もかからずに靴下を編めるのだろうか。それは嬉しいけれど、どうすればそうできるのかがわかんないままなんだよな。
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