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編み物計画(かなり無理)

 計画といっても、なかなか疑わしい。「こうなったらいいな」の割合が8割くらいだ。それで計画と称してしまうのもどうかと思うが、まあ、計画である。

 まずは編み始めたばかりの半袖プルオーバー。それから母に贈るあみぐるみ。このふたつはすでに進行中、いや、あみぐるみは未着手か……「進行中またはそれと同然(?)」なので挫折はしない。
 あみぐるみは短期間で編めるものだから、それが終わったら他のあみぐるみキットもひとつ編もう。

 それから靴下。こっちは箸休め的なものというか、時間のかかるプルオーバーの合間にゆるゆる編めばいいので、これといって目標はなし。
 つま先のかたちに合わせた編み方はとりあえず保留。ゆとりがある靴下だとつま先が気になるだけなので、ぴったりに編めばこれまでやってきた編み方で問題なし。

 かぎ針モチーフも箸休め的に編むもの。そろそろ最終的にどのくらいの大きさにするか決めなければだが、ベッドカバーにできればいいかな。この倍で足りるんだろうか。
 キットの余り糸がだいぶ溜まってきたので、そちらで追加のモチーフがいくつか編めそうな気配だ。それもできるときに編めばOK。

 9月末までの見通しはこんなもんか。
 暑いうちにプルオーバーを仕上げたいので、できるだけ時間があればそっちに使いたい。

 10月以降は……とりあえず、新しい編み方の靴下をひとつ。候補はいくつかあるが、編むときに決めよう。
 それからこの本でフェアアイルの練習を始めるかな。12月にはたぶんアルネ&カルロスのクリスマスKALがあると思うので、このくらいでいいや。

 書き出してみると意外とゆとりがあるように思えるが、実際どうだろうな。プルオーバーでどんな困難にぶつかるか。それによって、秋以降にまた着るものを編む見通しが立つかもしれない。

 ジャストサイズのノースリーブは秋頃までにサイズ調整の見通しがつけばいいかなあ……。本当は洗い替え用にもう1枚編みたいところだが、ゆとりに不満があるものをまた編むわけにはいかないし、能力的に今すぐサイズ調整を仕上げるのは無理。読書の時間を削ればできるかもしれないが、それはもっと無理。
 電車内の冷房で身体を壊しかねないという緊急性はあるのだが、30分早く家を出れば別の路線の電車が多少マシだとわかったので、今夏はその方法でどうにかしてみよう。不安はあるが。

 70年代の編み物本からも何か編みたいのだが、半分製図みたいなことをしなければならないのでけっこうな難関だ。来年は編み込み模様のセーターを編むつもりでいたのだが(だから年内にフェアアイルの練習を始める)、やっぱり製図の勉強もした方がいいのかもしれない。持ち越し課題が多いな。


 ……と、以上の内容を先週の日曜か月曜に下書きに残したのだが(写真は現時点の進行状況)、本を読み始めたら駄目じゃんこれ。
 読書は趣味じゃなくて生活の一部だから大丈夫(=編み物と並行できる)と高をくくっていたけれど、いざ読み始めたら放置どころか完全に頭から抜け落ちた。しかも間をおかずに関連書に手をのばすというお馴染みのパターンで、あ、もしかしてあみねこを変なところで中断したのってこのせいだったのか?

 それなりの量になった毛糸を放置してまた何年も、というのは避けたい。ちょっとそれは嫌だ。でもまだ続けて読みたい本が残っているというか、評伝3冊読み終えたらいよいよジム・モリソンの詩集(読み惜しみしていたやつ)を読むか!と読むこと確定な本が2冊もあるわけで。
 読みながら編むなんて無理だしな。手元を見ながらじゃないと編めないのもあるが、そんな片手間に読める本ではない。ごはんやトイレを忘れないよう注意しなきゃならないレベルなのだ。まあ、だから寝るのを忘れてもいい金曜の夜から読み始める予定だが、……そこまで我慢できるだろうか。

 ともあれ、計画を立ててすぐさま非常に怪しい雲行きだ。なので計画を立て直すべきなのだが、本がなあ。時間を決めて読む、なんて絶対に無理だし。飯食ったら1時間編む、とかならできるかな。どうだろう。意思めちゃくちゃ弱いんだよな。