ゴム編みさえ終わってしまえば、あとは他のことを考えたり横目で動画を観るなりしながら編んでいけばいつの間にか長くなっているのがミニ輪針で編む靴下。
どういうわけかミニ輪針は「なかなか進まない」と感じる率がやけに高く、あるとき急に「こんなに編めていた」などと気づいてびっくりする。
最初のうちはミニ輪針に慣れていないせいかと思っていたが、いつまで経ってもこうである。だから、何か他のことをしながら編むようになってしまった。
5本針で編むと、棒針の切り替わる15目ごとに意識を向けるのでこんなことはできない。もっとうまく編めるようになれば、何かを観ながら・考えながらでも編めるのかもしれないが。
それはともあれ、なんだか進みの遅かった靴下は現在、履き口を終えてすねを編んでいる。ここまで15gくらい。
かかとからつま先までの必要重量は、過去の靴下だとだいたい20gあれば充分だとわかっている。
さてどうしたもんかな。
きれいに使い切るには履き口からすねまで30g編めばいいのだろうが、さすがにハイソックスを考慮した履き口ではないので無理がある。
かといって現在のところですねを終わらせてしまうと、片足につき15gという微妙な残量になってしまう。スニーカーソックスなら足りるかもしれないが、短い靴下を好まないので解決にならない。ゴム編み・つま先・かかとを別の毛糸で編むという恒例の策をとるにしても少なすぎる(この策は片足分の残量が25gでまあなんとかなる感じ)。
同じシリーズの別色の毛糸もたぶん同じくらい余るだろうから、段染め2色と単色毛糸を適当に合わせて長めのアームウォーマーでも編んでみるか。メリヤス編みの靴下に腕を突っ込んだら肘まで無理なく着けられる感じだったので、靴下のノリで編めそうだ。
それにしても、すっかり靴下を編むのが癖になってしまったな。手があいたらとりあえず靴下、みたいな。でもまだ自分にとってのスタンダードな編み方決定版は完成していないので、相変わらず模索中だ。
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