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このあとどうしよう

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 袋編みで淡々と編んでいた袋が「このくらいかな」という長さになったので、いよいよ目を交互に2本の棒針にわけ……ようと思った。思ったが、なんとなくいったん別の1本の棒針に移し、輪針の両端にわけてみた。
 無事に袋になった。内側に隠れていた面もきちんときれいに表編みになっている。そうなるように編んできたので当たり前なのだけれど、編みながら確認できなかっただけに安堵した。そもそも仕組みを理解せずに編んでいたしな。

 ここまできたら、あとは伏せ止めをすれば完成。
 そう、ほんとにただの袋なので残るは普通の伏せ止め。
 入れ口は紐で縛ればいいやという雑な考えで、きちんと巾着袋になるようにとかそういうまともな発想はない。なんでって、棒針編みだから。かぎ針なら「こうやればいいんじゃね」と思いつきでなんとかできるが、棒針だと手本がなければ何も思いつくことができないという。

 でも、袋の状態でしばらく放置していたら(仕事のため伏せ止めをする時間がなかった)さすがにただの袋では雑すぎるかもなと少しだけ思った。
 もうちょっと編み足してInstagramで見たあの編み方を応用してみるか、とかいくつか案が頭に浮かんだけれど、まあ正直めんどくさいし飽きてきた。袋編みは(今のところは)いっぺんやれもうばいいやという感じなのだ。

 ならばやはりただの袋にするか、と伏せ止めに取りかかる準備をしようとしたら、不意に「入れ口にグラニースクエアの巨大バッグみたいな持ち手つけるか」と思いついた。
 確か、棒針編みの目を伏せずに拾って続けてかぎ針で編めたはず。あ、それなら巨大バッグみたいな持ち手じゃなくてもいいか。適当になんか思いつきで編めそう。どうすっかな。



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