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読みが甘い

 リストウォーマーは完成間近。あとはゴム編みを10段くらい編めばOK。
 ここまできたところで、読みが甘かったというか、まあ、安易に考えすぎたなと少し反省した。
 長さは「以前編んだものより長い」のであれば特になんでもよかった。でも、靴下に手を突っ込んで「太さはこんくらいでいいや」というのがよくなかった。手首が足首と同じ太さであるはずがない。しかもメリヤス編みで、まず間違いなくゆるいだろう。

 ついでに云うと、そんな当たり前のことを写真に撮ってみるまで気づかなかったということが腹立たしい。
 ほんとこの注意力の低下は……いや、雑な性格のせいか。じゃあいいや。それは昔からだ。仕方がない。次から気をつけよう。

 で、潔く諦めておしまいにしては進歩がないので、どうすればこういうことが解決できるかを考えてみた。

 まず、長ければ長いほど入口と出口の太さの差が大きくなるので、適度に増し目なり減らし目なりをして調整していくのが適切だろう。
 ただし面倒ではある。気をつけていないと増減を忘れたりするし、どのくらいのところで増減をするのかいちいち考えなければならない。

 もうちょっと簡単な方法というと、ゴム編みだろうか。これがいちばん容易な解決方法に思える。でもメリヤス編みで単調にだらだら編めるセクションも欲しい。ゴム編みはノルウェー式の編み方でだいぶ楽になったとはいえ、メリヤス編みと同程度というわけではない。

 なんかないかな。というか、リストウォーマーってどういうものがあるのかよく知らないな。何かに載っていないか調べようとして、思い出した。
 よく見ると。
 おお。ここにあったぞ。

 でも残念ながら、編み方が載っているのはプルオーバーの方だけで、リストウォーマー(アームウォーマーかもしれないが)はなし。
 例のキラキラな糸とグレーの糸で2本どりかな、というのは想像できるが、ゴム編みは……表3目+裏目1目とかそんな感じなんだろうか。こういう、手首のあたりで幅を多めにとっているデザインは昔からわりと好きだ。編みたいなこれ。