編み終えた部分はもさもさなだけではなく、それなりの厚みもある。
よく考えれば当たり前か。 そして気づく。
この厚みなのに、長袖ではない。
ではどんな気候のときに着るものなのか?
とにかく「袖の短いニット」の用途がさっぱりわからないまま何十年も生きてきたのだ。今更わかるはずもない。正直なところベストすら微妙に理解していない有り様だ。身頃は暖かいが肩や腕が寒いので、目的は謎でしかない。いついかなるときに着るものなのだろう。
なのに今まさにそういう謎の代物を編んでいるわけで、さてどうしたものか。これは絶対に暖かい。でも袖は短い。
やはりきのう考えた通り、下に何かを着ることが前提となるだろう。少なくともベストよりは身が覆われるので、……いや、まあ、やっぱりちょっとわかんないな、どんな気候のときに着るべきか。
今のところ、右の袖のみ完成。
どこが袖だという感じだが、オレンジのマーカーがついているあたりのやや幅のあるキンキラキンの毛糸の部分が袖。 申し訳程度の袖だが、試着してみたら存在感はなかなか。かぎ針なので編みやすいし早いしで、少し油断しかけている。 だがもう片方の袖に取りかかる前に、縁編みを間違えた(模様ひとつ分だけ増えた)ところをどう帳尻を合わせるか考えなければ。
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