でもチュニックのときは正直、輪針に代えるか検討した。編みにくい毛糸で、しかも「細い糸を太い針で編む」という慣れないことをせねばならなかったので、棒針の境目の目がひどいことになりそうだったのだ。
が、輪針は輪針で慣れないし、だんだん輪が大きくなっていくことへどう対応するのかよくわからなかったし、要するにいろいろわからないことが多かったので「編み図に従っていれば間違いはあるまい」という結論に。もういっぺん編むことになったとしても、たぶん同じことになるのではと思う。
しかし今回ばかりは、様子をみながら輪針で編んでいく方がいいように思える。
というのも、編み地はこうだ。
幅が85cmくらいある。 模様編み部分が目的の長さに達したので、次はひたすら裏メリヤス編みを50cmくらい編んでいく。幅は変えずに。
上図は編み地の様子を確認するために80cmの輪針用ケーブルに通しているのだが、編んでいるときは棒針なのでこうなる。
幅85cmの編み地を長さ30cmの棒針に突っ込むとこうなるのは当たり前。 ごついフリルな編み地を握ることで左手が安定しているような気がしなくもない。けれども、編み地をぐいぐいと端に寄せては残りの目を編む、ということの繰り返しは地味にめんどくさい。もういっそ輪針の方が楽なんじゃないか。
そんなわけで輪針に代えてみようと考えた。もちろん、これで編みやすくなるかどうかは不明だ。なんといっても細いコードのぐにゃぐにゃした感触に慣れていないので、編みにくく感じる可能性は大いにある。
調べてみたら、編み図の出版元であるハマナカは輪針も販売しているらしい。
それでいて編み図には輪針ではなく棒針と記載しているのは何故か? ということを考えると、理由はわからないけれど必然性があるから棒針なのかな、と思ってしまい、ならば棒針で編んだ方がいいような気がしてくる。
最終的には「編みやすければなんでもいい」という結論になるのだろうが、引き上げ編みの編み方を調べて混乱に混乱を重ねるような技量の身としては、「指示通りにしておけば間違いはないだろう」という無難なところに留まりたい。指示通りにして引き上げ編みを間違えたけれど。
ともあれ輪針。
どうなることやら。
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