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かぎ針ケース完成

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 小ぶりのクラッチバッグかなというかぎ針ケースが完成。

 パターンには、ジッパーを縫いつける場合とボタンで留める場合それぞれの縁の編み方が載っており、今回は後者を選択。ジッパーに挑戦してみたくもあったけれど、振り回す予定がない限りボタンで大丈夫な気がする。
 閉じた状態の大きさは、A5ノートよりひと回り小さいくらい。引きそろえた糸の色合いが心配だったけれど、完成してみれば意外と気にならない。編んでいる間に目が慣れたのかもしれないが。ともあれ白黒は落ち着く。

 このケースの秀逸なところは、ケースを閉じてもかぎ針同士がぶつからないことだ。
 内側が左右対称ではないことは編んでいるときに気がついたが、まさか完成したらこうなるとは。よく考えられている。

 ここまでうまくいったのだから、いずれはレース針用にもうひとつ編もう。どこまでレース編みにのめり込むのかわからないので(つまり、レース針が何本まで増えるか不明なので)、しばらく先でいいや。……しばらく先で大丈夫だよな?

 でも編みながら、どうするのか考えてはいた。
 かぎ針と違ってレース針はひととおりの号数を揃えることにはならないと思うし(たぶん)、日本規格にはない太さのものもあるので、太さがわかるかたちで収納するのがよさそうだ。幸い、レース針にはキャップがついているので、柄の部分を上にして入れることができる。
 中央の緑のものはポケットの奥までしっかり入れた状態で、右の茶色っぽい柄のものは太さを見えるように入れている。試してみた限りでは、ポケットの深さを太さが見えるところまで浅くしても大丈夫そうだった。
 柄がやや太いので、このポケットだとかなりきっちり入る。支障はないのでポケットの幅を広げなくてもいいような気はするが、ほんの少し広くてもいいかもしれない、とも思う。だがそうなると、どう編むか。編み方を変えるか、それともポケットの前面だけかぎ針を太くして編むか。

 というかレース針を入れるんだからなんかそういう感じのものにしたいよな?などと考えがどんどん広がっていく。外側にドイリー編みつけちゃおうぜとか、エミーグランデの大正ロマンのシリーズを使って竹久夢二っぽい柄にしようぜとか。

 エミーグランデの大正ロマンで思い出したが、なんで金票40番のモネの缶入りセットはあるのに大正ロマンのがないんだろう。テーマを設けた新色が発表されたら、そのつど缶入りセットとか新色メインの編み物本が出ると楽しいかもしれない。