どう見ても揚げ物用の鍋にしか見えなかった。
大丈夫なのかこれ。なんで編み途中ってこうも変な代物になりがちなんだろう。
と不安を抱えながら、最終的にはこうなった。
わけわかんね…… しかし、糸端を紺色の部分にぐるぐる巻いて(糸を切る手間を省いた)オレンジの部分をかぶせたらこうなる。
なんかこう、ピンポンと押したくなるような…… 気を取り直して、きちんと整えるとこうだ。
きっちりした感じが快適。まあ、なんだこれという印象は拭いきれないが、ぴっちりきっちりかっちりという感じが心地よい。 ただし、これだと当然ながらてっぺんが平坦になる。
縁の色が切り替わる部分もちょっと好みではないので、少しオレンジ部分を引き上げる。 こうなる。
かぎ針その他もろもろのツールをまとめるホルダー。 てっぺんを平坦にしなかったのは、こういうものを置いてもこぼれないようにするため。
地味にこれが嬉しい。細かい入れ物が散らばるよりずっと快適。家のあちこちにいろんなものを散らかしているてめえが云うなだが、別に散らかっているのが好きなわけではないので、せめて編み物まわりから整えていっていずれ床に何も転がっていない家にしたい。まあ、何もないといくらでも転がす余地があるのでまた散らかるんだけど。 ともあれハイパー便利ツールじゃないかと感動しているこれは以下の動画を頼りに作成。
●HOW to CROCHET a CROCHET HOOK HOLDER by Naztazia
以前、かぎ針ケースの編み方でお世話になった動画主のデザインである。
動画では太い毛糸でプラスチックの空きケースを入れ込んでいるが、わたしは5/0号のかぎ針で編み、コットン糸の芯を使うつもりだった。
当初の目論見に対してぜんぜん高さが足りていないのは、内側に使った毛糸がなくなったからである。別の色を足して編み進めようとも考えたが、そうなるとこの毛糸の色が見えなくなってしまう。 どのみち高さはそんなになくても事足りるので、今回は芯なしで済ませた。かぎ針できっちり編めばまったく問題はない。
なのでこの芯は、棒針用のホルダーを編むときに使うとしよう。ただし中心のぐるぐる部分が大変に編みにくかったので(特に円の真ん中のあたり)、芯をカバーする部分と内側は別に編もうと思う。こま編みで長方形に編んだやつをぐるっと丸めて突っ込めばいいんじゃないか、などとずぼらなことを考えている。
ともあれ、今回の小さめなやつを編んで27gである。中途半端に余った毛糸はこうやって使うのもいいかもしれない。
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