編集

やっと結論が出た

2024/04/14
 まずは現在の状況から。
 裏返し。
 端の目が明らかに斜めになった前回と違い、上から端までまっすぐ並んだ。
 もちろん伸縮性はきちんとあり、引っかかりのようなものもなし。
 やっと解決。手順はきのう書いてみたノートの内容そのままでOK。たいてい、あとで何かしら付け足しが必要になるのだが。いや、試し編みをしておきながら、出てきた最適解を記録せずにいたという手痛いミスはあったか。

 そして恒例の「ひとつ解決したらまた新たな課題(または疑問)」な事態発生。

 別糸からシンカーループを拾うのは嫌いではないけれどやりにくいのも事実で、クリップで端をはさんで見やすくするという工夫をしていた。
 別糸にシンカーループがもぐり込んでしまうと見づらく、かといって靴下のような直径の小さい輪で編むときにはクリップの存在が大きいので、邪魔でもある。
 あとでほどく作り目用として販売されている糸を使えば違うのかな、と思うがどうだろう。劇的な違いがあるのであればいいのだが、まずはそれを使わずにどうにかできないか。

 ふと思いついたのは、捨て編み。ゴム編み止めの際にとじ針を入れる目がわかりやすかったので、それと同じように捨て編みを利用できないだろうか?
 と考えたものの、しばらくしてから「捨て編みの編み始めの方からほどくのは大変」ということに気がついた。編み出しテープを使う場合でもやはり別糸で目を拾ってから編み始めることになるというので、それでは結局おなじである。

 いい考えだと思ったんだけどな、と諦めた。
 つもりだったが諦めきれず、途中の段からうまくほどく方法がないものか調べてみた。

 しかし見つかるのは糸を切る方法ばかりで「糸を極力無駄にせずに途中の段からほどく方法を見つけた」という意味の記述をひとつだけ見つけたが、その方法自体については書かれていなかった。なので糸を切らずにほどく方法が存在するのかどうかわからない。

 でも、編み地の途中から長い輪が引き出されている様というのは可能な気がしてしょうがない。メリヤス編みの表目はループ上部が上段の目に引き上げられて安定したかたちになるのだから、その状態を崩せばほどけるはず。
 しかも捨て編みとして使うのだから、捨て編みの最後の段は本糸の編み地の最初の段に引き上げられているわけで、……せっかく靴下をやり直しているのに、実験したい欲が出てきた。