だいぶ前に「ソックヤーンの怪」という投稿で、段染めソックヤーンわけわかんねえという意味のことを書いたが、改めて読み返してみると別に不思議ではないのかなと思う。部位ごとに自然と色が分かれる点については「よく考えられた染め方なんだろうな」と思うし、かかとのあとに足回りをぐるりと編んだら甲側と色がつながるのは当たり前だろう。
まあ、当時は書かれている通りに編むことばかりに頭がいって、自分がどういうことをしているのか理解していなかったからこれまた当たり前なのだが。
だからなんにも不思議じゃないぞ、と思っていたら、やっぱりソックヤーンは不思議な代物なんじゃないかという気がしてきた。
というのも、いま編んでいるこの毛糸。
派手な靴下になりそうだと思っていたのに。 なんだこのレトロかわいいとでも表現できそうな色合いは。毛糸玉の状態では、なんかこうもっとぐちゃっと暗い色と明るい色が混じったような混沌を想起させていたのに、編んだらこうかよ。どうしてこうなる。わけわかんねえ。 ちなみにこれはアルネ&カルロスがデザインしたレギアの毛糸(3654番)で、名前が "Twilight" である。朝と夜、または昼と夜の境目あたりの時間帯を意味する言葉だと思うが、毛糸玉からも編み地からもそういう印象は受けない。もうちょっと編めばなんか違ってくるのかな。
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