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立体の練習

立体の練習

 糸で立体をつくるのはおもしろい。  慣れていないせいなのか、タティングレースの立体モチーフの試作がなかなか進まない。これはモチーフをつなぐだけなのに、その「つなぐ位置」を見失いやすいのだ。最初につなぐところでいきなり間違えたので、以降は頻繁に編み図を確認しながら進めている。だか...

下着の話

下着の話

 以前、母からもらった『暮しの手帖』の付録。  『暮しの手帖』第一号と、その前身である『スタイルブック』の復刻版である。パンフレットのように薄いものだが、内容はもちろんおもしろい。そして裏表紙も。  うわ、これ欲しい、と思った。男性用は「男もの」なのに女性用は「女のひとのもの」と...

人生22番目の手編みの靴下

人生22番目の手編みの靴下

 間に合った。 https://www.ravelry.com/projects/interim/4n  いつも通り、つま先はマルティナさんの平和の靴下の方法で編んだ。でもいつもと目数が違ううえ、平和の靴下の男性用は一周68目なのに対してこの靴下は72目。さてどう帳尻を合わせるか...

編みかけの取捨選択

編みかけの取捨選択

 ブランケットなどの他に編みかけがもうひとつある。  フリルの実験。「1目に長編みを3目編み入れる」の繰り返しで10段まで編んでみようと考えたやつで、最終的な全体の目数は万単位。 いったんここまで | ハチドリの記  太さが同じくらいのコットン糸の手持ちは多くはない。今のとこ...

編んだ方が早いかもしれない

編んだ方が早いかもしれない

 10年以上前につくった鍋つかみがだいぶ薄汚れてしまったので、またつくることにした。  まずは布を切る。  型紙はなく、長方形に線を引いて切るだけだ。だけなのに、1時間くらい経過しているのはうちの時計が壊れているのだろうか。そう疑いたくなるが、事実だ。  線を引くより先にまず「布...

おまえもか

おまえもか

 古着屋でこの薄手のセーターを買ったのは何年前だったか。  シャツを探しているときにふと目に入り「変な色でいいな」と思い、サイズもまあまあ合っていたうえ安かったので買った。「変な色でいいな」って、何がいいんだろうな。昨日より前の自分がやったことの意味は正直よくわからない。  この...

靴下のサイズ

靴下のサイズ

 このところ手芸と関係のないことを書く分量が増えているなと思う。きっと自分のやっていることに疑問があるというか、自信が持てないというか、自分に対して「大丈夫かこいつ」と思っているに違いない。で、自分の行動の理由をあれこれ考える羽目になっているのだろう。問題は、なぜこうなのかという...

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金のかけどころ

金のかけどころ

 2年くらい前にはじめて遠近両用眼鏡をつくった。わたしは近視性乱視なので、あんまり安い眼鏡ではきちんと視力を矯正できないと思っていたのだが、懐の問題があったため、とりあえず一式8,000円とかそのくらいという安さを売りにしているチェーン店でつくることにした。  しかしそれはやはり...

片づけと巨大ブランケット

片づけと巨大ブランケット

 部屋の乱雑さが精神的にもう限界で、今月の半ば頃から少しずつ片づけ始めている。「足の踏み場もない」という絶望的なレベルではないのだが、床のあちこちにものを積み上げて端に寄せているという有り様。  余裕のある押し入れに突っ込めば片付くのだけれど、わけのわからないものがどんどん蓄積し...

模様と色彩

模様と色彩

 子供の頃は好きな色や模様というものがあったと思うのだが、いま改めて考えてみると、ないことに気がついた。  模様はともかく、色については黒が好きだと思っていた。が、よく考えてみれば好きというよりは、自分に合う色が黒だと認識しているだけなのではないか。  昨年編んだレンテンローズ・...

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